タイ人旅行者の目的地は日本が断トツでトップ！Visa調べ

Visaは2022年11月29日、タイ人旅行者が最も行きたい海外旅行先トップ5が、日本、韓国、ニュージーランド、シンガポール、イギリスであることを明らかにしました。調査は、2022年11月にオンラインで2千人のタイ人を対象に実施されました。

Visa ThailandのカントリーマネージャーであるPipavin Sodprasert氏は、次のように述べています。
「パンデミックによって長い間海外に出ることができなかったので、タイの旅行者の間には、旅行に対する飢えを満たしたいという欲求とエネルギーが生まれました。国境を再開する国が増える中、タイの旅行者がどのように海外の目的地を再発見し、不確実な世界を航海しているのか、詳しく見ていきたいと思います。」

この調査では、3分の1強（35％）が希望する旅行先の再開政策に関心を持ち、5分の1強（23％）が旅行を計画する際にパンデミックの状況を心配していることから、人々がパンデミックによる旅行の障壁を過去のものとしていることも明らかになりました。

海外旅行に行く理由のトップ3は、「今まで行ったことのない新しい場所を探索したい」（61％）、「家族や友人と充実した時間を過ごしたい」（42％）、「お気に入りの旅行先を再訪したい」（36％）となっています。

旅行の計画に関しては、タイ人旅行者の大多数（41％）は旅行のすべてを自分で手配したいと考えています。一方、フレキシブルな個人ツアー（21％）やパッケージのグループツアー（11％）を選ぶ人もいます。

今後12ヶ月の間にほとんどの人（53%）が1回の旅行を予定していますが、中には2回（31%）、3回（11%）の旅行を計画している人もいます。タイ人旅行者の海外旅行の滞在期間は、5〜7日（39％）、8〜10日（22％）、2週間以上1ヶ月未満（12％）となっています。

また、より良い体験のためには、より多くの費用を支払うことを望んでいることもわかりました。より良い食事（56％）、より良い手間のかからないサービス（52％）、よりエキゾチックな目的地への訪問（36％）が、タイ人が海外旅行で少し余分にお金を使う理由の上位に挙げられています。タイ人旅行者の平均支出額はレジャーで45,000バーツ弱（レジャー、ビジネスともに航空券、宿泊、地上移動、飲食を除く）、ビジネスで40,000バーツ強と予想される支出額をやや上回ります。

海外で支払いをする際、最も好まれる支払い方法は、決済カード（69％）、現金（61％）、モバイルの非接触・デジタルウォレット（57％）です。本調査の回答者は、旅行中にデジタル決済を利用するメリットとして、セキュリティ（60％）、利便性（56％）、出費を把握できる（49％）の上位3つを挙げています。

「タイの旅行者は、旅行に関するパンデミック関連の懸念の多くを置き去りにする準備ができていることは明らかです。私たちは、これらの洞察を発表することで、業界、パートナー、および顧客が消費者の旅行行動をより明確に理解し、タイ人旅行者が再び世界を探検する際に、より良いサポートを提供できることを期待しています」と、Pipavin Sodprasert氏は述べています。