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もしも自分が所有している土地に、いつの間にか知らない家が建っていたら。もしもそれが、違法建築だったら。そんな悪夢が実際にバンコクで起きたようです。
2022年11月20日のSanookのニュースよると、カンチャナブリ県に在住のAさん(45さん)のもとに、Aさんがバンコク・サーイマイ区に所有する110.5タランワー(442平方メートル)の土地の境界線を測定するという、役所からの通知が届きました。そこでAさんはその土地を見に行って見ると、そこには見知らぬ家が2軒建っており、酷く驚いたのだといいます。更に驚いたのが、測定を依頼したのが無断で家を建てた人物だったこと。更に更に驚いたのが、自治体から「建築は申請されておらず、これ以上の建築は中止する」との通知が届き、条例違反で罰金を取られたことでした。
無断で家を建てたBさん(50歳)によると、Bさんは近くに同じような広さの土地を購入しており、そこに家を建てるつもりが、Aさんの土地に建ててしまったのだといいます。これは意図しないミスであり、境界測定の後に間違った区画に家を建てたことに気付いたのだとか。
無断で家を建てたBさんは、土地の所有者のAさんに土地を購入するために交渉を行なっており、Bさんは本来の価格よりもかなり高い価格を提示しましたが、まだ同意には至っていないとのことです。
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