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タイの高校生の約15%に自殺や自傷行為の危険性があることが、タイ保健省精神衛生局の調査結果で明らかになりました。2022年11月12日のThaiPBSが伝えています。
精神衛生局は最近、18歳未満の生徒13万人以上の精神的健康状態の評価を完了しました。その結果、56.31%が「正常」、9.18%が「うつ病にかかりやすい」、15.86%が「自傷行為や自殺をしやすい」との結果になったようです。
生徒たちの精神的な問題の主な原因は、クラスメートからのいじめや家族の年長者との衝突といった既知の問題に加え、勉強についての心配や、パンデミック時の自宅での勉強に適応できないことなどでした。
ナコンラチャシマ県では11月11日、14歳の男子生徒が校舎の6階から転落して死亡する事故がありました。その男子生徒は勉強が得意で成績も良かったそうですが、自ら死を選んだようです。男子生徒の両親によると、この男子生徒は普段は明るく楽しい性格だったものの、最近になって一人でテレビゲームに興じる時間が増えてきたのだとか。
なおナコンラチャシマ県では、5月31日と8月15日にも生徒の転落死亡事故が報告されています。
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