APEC首脳会議で「バンコク・ゴール」を宣言へ

タイは、2022年11月に開催されるAPEC首脳会議で「バンコク・ゴール（Bangkok Goals）」を宣言する準備を進めています。「BCG経済に関するバンコク・ゴール」 は、APEC2022のランドマークとなり、タイのBio-Circular-Green Economyへの意欲を反映しています。2022年10月17日のタイ国営メディアNNTが伝えています、

外務省国際経済局 （กรมเศรษฐกิจระหว่างประเทศ、Department of International Economic Affairs）チュートチャーイ・チャイワイウィット局長は、宣言は4つの主要な議題で構成されると述べました。カーボンニュートラル、ネットゼロエミッション、天然資源管理、生物多様性管理などの面で目標達成を求めます。宣言には、貿易と投資から発生する廃棄物の管理に関する議題も含まれます。

局長は、バンコク・ゴールが宣言されれば、ビジネス部門は貿易と投資に倫理を適用する必要があると述べました。 この努力は測定可能で、規制されていなければなりません。 例えば、APEC財務大臣会合では、環境に配慮して事業を行う企業にのみ発行される「グリーンボンド」について議論する予定です。

特に気候変動問題について局長は、これまでタイには関連する取り組みを可能にする法律が3つしかなく、バンコク・ゴールを達成するためには、気候変動に関する専用の基本法が必要だと述べました。 

■Thailand to declare “Bangkok Goals” at APEC Economic Leaders’ Meeting｜NNT

－－

▼関連記事
タイ、地域の再結合と新たな機会獲得に向け「APEC 2022」を開催へ
記念20バーツ硬貨、第29回APEC首脳会議の開催で
「2022年タイAPEC」SNSでのプレゼンターに猫のヌアン
バンコクでは2022年11月16(水)～18日(金)を特別休暇に、APEC開催で