チェンマイを流れるピン川が危険水位越え、一部で水深1メートルの洪水も

チェンマイを流れるピン川

チェンマイを流れるピン川が危険水位を超えたため、チェンマイ県知事は、地元の役人に洪水の被害者を助ける準備をするよう命じました。

ピン川は水深4.00～4.10メートルとなり、2022年10月3日朝にはチェンマイ中心部で一部でが溢れました。この水位は安全基準を60センチ近くも超えています。パープラーオノーク地区やチャルンプラテート通りなど、川沿いの広大な地域が浸水。水深が1メートル以上になり、水かさが増している場所もあるとのこと。

上流地区では降り続く雨で水位が上昇しており、当局は、ムアン区のピン川の両岸に土嚢を急いで積み上げました。また、メンライ橋は一時的に閉鎖され、橋の構造を保護し、流れをスムーズにするために、橋の柱から雑草や枝を取り除く作業を行っています。

チェンマイ市役所はラウドスピーカートラックを配備し、低地に住む人々に貴重品を安全な場所に移動するよう警告を発しています。