サムイ島の高級ホテル、閉鎖中に全部盗まれる

サムイ島のチャウエンビーチ

タイ南部スラタニ県サムイ島の閉鎖中のホテルから、電線、電球、コンセント、テーブル、椅子、ベッド、水洗トイレ、給湯器、シャワー、カーテン、寝具、ガラス窓、木製のドア、エアコン、給水ポンプ、エレベーター、階段手すりなど、根こそぎ盗んでいった6人が逮捕されました。タイ警察ボープット署が2022年9月6日明らかにしています。

各報道によると被害に遭ったのは、新型コロナウイルスの影響で開業が延期されたチャウエンビーチのホテル「チャウエン ブルー ラグーン ホテル（The Chaweng Blue Lagoon Hotel ）」。施設内や348の客室から、電線、電球、コンセント、テーブル、椅子、ベッド、水洗トイレ、給湯器、シャワー、カーテン、寝具、ガラス窓、木製のドア、エアコン、給水ポンプ、エレベーター、階段手すりなどありとあらゆる物が盗まれ、その被害額は7000万バーツ（約2億7000万円）に及びます。

「チャウエン ブルー ラグーン ホテル」のオーナーによると、閉鎖後は施錠をしてから戻っておらず、犯行が行われていたことに全く気付いていませんでした。またホテルは私有地にあるため、外からは様子が全くわからなかったようです。

警察は、窃盗団は約3カ月かけてホテルの中から根こそぎ盗み出し、それには6人以上が関与したとみています。また、逮捕された6人が映っていた防犯カメラ以外も確認し、事件に関与した人物を追加で逮捕するとのこと。

また警察は、サムイ島内の他の閉鎖中のホテルでも被害がないかを確認する予定です。