|
|
映画を通じて福岡とアジアの関わりを継続・発展させていくことを目的として、2021年春に発足したプロジェクト「Asian Film Joint 」。第2回目の開催となる2022年は「都市開発と映画」をはじめ、自分たちの〈場〉に宿る時間や文化をテーマに、アジアの新旧映画を14本上映。タイからは「ココナッツの見える部屋から(A Room with a Coconut View )」「スカラ座(Scala)」が日本初上映となります。
▶︎10/21〜29はメインとなる特集上映『Asian Film Joint 2022|場に宿るもの』を実施。7本の日本初上映+2本の九州初上映を含む計8プログラム・14本のアジア映画を紹介。
▶︎10/15〜20には関連企画として、福岡市フィルムアーカイヴに収蔵されている数百本のアジア映画から、Asian Film Joint 2022に参加する飯岡幸子・草野なつかとともに推薦作品を選定・上映する特別企画も実施。
『Asian Film Joint 2022|場に宿るもの』
会期:2022年10月21日(金)ー29日(土)
会場:福岡市総合図書館 映像ホール・シネラ(福岡市早良区百道浜3-7-1)
観覧料:1,000円(1回券)、4,500円(フリーパス券)
主催: Asian Film Joint 2022実行委員会(三声舎・LOVE FM)
協力:福岡市総合図書館、クリエイティブ福岡推進協議会
はじめに|Asian Film Joint2022 について(文:Asian Film Joint主宰 三好剛平)
▶︎ https://asianfilmjoint.com/2022/files/AFJ22.pdf
いま、大型の都市開発の只中にある福岡から、自分たちの〈都市〉や〈居場所〉、大切な〈風景〉や〈コミュニティ〉に宿っていたものとは何だったかを考える。プログラム③と④では「都市開発と映画」をテーマに、タイとシンガポールの作品を特集する。
10/21(金)18:30、10/27(木)15:00
《日本初公開》『ココナッツの見える部屋から』 A Room with a Coconut View
(2018|タイ|29分)監督:トゥンラポップ・セーンジャルーン
今では多くの観光客を集めるタイ東部のバンセーン・ビーチ。その背景に絡み合う地方政治の腐敗やタイ映画との関わりを明らかにしながら、土地と“イメージ”の関係を探るエッセイ・フィルム。
《日本初公開》『スカラ座』Scala
(2022|タイ|65分)監督:アナンチャ・ティタナット
バンコクで50年以上営業を続けた老舗の映画館・スカラ座が、2020年に取り壊されるまでを記録する。閉館していく劇場のようすに、作家自身が劇場で過ごした幼少期の記憶と「映画」の一時代の終わり、そしてタイ社会の趨勢が重なる。
Asian Film Jointは、映画を通じて福岡とアジアとの関わりを継続・発展させていくことを目的として、2021年春に発足したプロジェクト。アジアフォーカス・福岡国際映画祭が築いた映画資産や福岡の文化資産を積極的に活用し、アジア映画の上映やフォーラム等を実施する。
( joint【名詞】①接合するもの、継ぎ手 ②人の集まる場所 ③ (俗語で) 作品 【形容詞】共同の、連帯の )
Asian Film Joint 2022
主催: Asian Film Joint 2022実行委員会(三声舎・LOVE FM)
協力:福岡市総合図書館、クリエイティブ福岡推進協議会 / アジアンパーティ登録事業
【Twitter】 https://twitter.com/asianfilmjoint2/
【ホームページ】 http://asianfilmjoint.com/
【Youtube】https://www.youtube.com/channel/UC5fGsrPq1KFVEPCzQ96cWOw
※ホームページ・Youtubeは近日、2022年度版に更新予定
関連記事