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タイからウェールズまで運ばれたスーツケースの中から、ヒキガエルが飛び出しました。タイでボランティアをしていたスーツケースの持ち主であるハンナー・トゥリアン(Hannah Turian)さんは、そのヒキガエルに“ロバート”と名付けたのだとか。
カーディフ大学の学生であるハンナー・トゥリアンさんは、心理学の学位を取得した後に、ボランティアでタイを訪れていました。
そんなハンナーさんも帰国の時を迎え、タイからのフライトで13時間、待ち時間や他の移動なども含めて35時間かけて、ウェールズの首都カーディフにある自宅に到着。疲れていたハンナーさんは、スーツケースを開いて歯ブラシを取り出し、歯を磨いてその日は就寝したとのこと。
翌朝に目を覚ましたハンナーさん。スーツケースから何かが動いている音がしているのに気づき、見てみると何か動くものを発見。その後、目を覚ました同居人がスーツケースをバスルームに運び、再び開いてみると、そこから飛び出したのはヒキガエルでした。ハンナーさんと同居人は、それはそれは驚いたと言います。
ハンナーさんは、すぐに英国動物虐待防止協会(RSPCA)に電話。彼らは、早くて翌日までヒキガエルを受け取ることができないと言い、ハンナーさんは、それからの少しの時間をヒキガエルと過ごすことになりました。ハンナーさんはそのヒキガエルに、親しみを込めて“ロバート”の名を与えました。
そんなこんなでヒキガエルの“ロバート”は、ペット愛好家であるジャッキーさんに引き取られることになり、名前は“オージー”に変更。“オージー”はご飯もたくさん食べて、今も元気にしているのだそうです。
ハンナーさんは自身のFacebookページで2022年8月9日、この出来事を伝えるニュースをシェアし「ロバートが恋しい」とコメントしています。
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