|
|
キングモンクット工科大学ラカバン校(King Mongkut’s Institute of Technology Ladkrabang:KMITL)の技術者は現在、タイ国鉄(SRT)が2023年に運行を開始する予定の25人乗り高級鉄道車両の試作品を開発していることを明らかにしました。2022年7月29日のタイ国営メディアNNTが伝えています。
タイ国鉄副総裁は、このプロジェクトは、タイの公共交通機関にタイ製のハードウェアをより多く取り入れることを目的とした運輸省のタイファースト政策の一環であると述べています。
副総裁によると、このプロジェクトには3200万バーツの資金が投入され、そのうち2500万バーツは競争力プログラム管理部門から提供されたもの。残りの予算は、Sinogen-Pin Petch社が提供しました。
新型車両は、飛行機のファーストクラス並みの「スーパーラグジュアリー」8席と、ビジネスクラス並みの「ラグジュアリー」17席が設置される予定。また、5Gベースのインテリジェント・インフォテインメント・システムやUV-C空気清浄機も搭載される予定です。
副知事は、このプロトタイプの製造に使用された材料の約40%は現地で調達され、輸入された車両よりも30%安価であることを付け加えました。この車両は、国際的な安全基準や製造基準を満たすようテストされた後、タイ国鉄の定期運行サービスに加えられる予定です。
関連記事
新着記事