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バンコク都、カオサン通りの大麻ハブ案を却下

2022年7月6日 配信
バンコク都、カオサン通りの大麻ハブ案を却下

カオサン通り

バンコク都(BMA)は、カオサン通りをタイ初の大麻ハブにするという提案を却下しました。2022年7月5日の各報道が伝えています。



BMAのチャッカパン副知事は、カオサン通りはいくつかの寺院や学校の近くに位置しているため、カオサン通りを大麻ハブとする提案は現実的ではないと述べました。

また、大麻の拠点を作るには、販売されている製品が法律で定められたようにTHC含有量が重量の0.2パーセントを超えていないかどうかを測定する装置を当局が設置しなければならず、複雑すぎるとも述べました。

このカオサン通り大麻ハブ構想は、カオサン通りで露天商が大麻の葉やつぼみ、ジョイントを販売しているの写真がSNSで拡散されたことを受けて、カオサンビジネス経営者協会の会長が提案したものです。

なおタイ警察は、「大麻を販売することは違法でないが、許可なく販売することは違法である」と述べ、カオサン通りの大麻販売事業者に閉店を命じた上で、許可を得てから営業するように求めています

タイは2022年6月9日より、大麻を麻薬リストから削除して合法化。しかし、THC含有量が重量の0.2パーセンを超える大麻抽出物は、依然として麻薬リストに残っています。

 

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