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<取材協力 ZIPAIR>
日本航空(JAL)系の格安航空会社のZIPAIR。ロサンゼルス、ホノルル、シンガポール、ソウルへ飛んでいる他、バンコクへも2020年10月から就航を始めています。各方面で評判の高い同社の便に初めて乗ってみました。
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ZG051 – 成田17:05 発 バンコク・スワンナプーム 21:45着
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出発当日、午後3時半頃に成田空港に到着、スムーズにチェックインしました。
実は、ZIPAIRを利用すると出国手続き後エリア内の成田空港有料ラウンジを特典付きで利用出来ます。1,600円のチケットを購入しておけばアルコールまたはデザート1品が付いてくるんです。でも今回は時間がありませんでした・・・残念!
搭乗時間になり、機内へと入りました。CAさんたちが笑顔で迎えてくれます。日系の航空会社らしく日本語を話せる人が必ずいるということです。言葉の面だけでなく、細かい面まで痒い所に手が届くサービス精神のCAさんたちでした。さすが、JAL系の航空会社です。
ZIPAIRで使用されている機体はボーイング787-8。中型機にも関わらず、客室幅と天井高が広く開放的です。
そのため、スタンダードシートでもゆとりたっぷり。足元もこれだけ幅があるんです。また機内の照明にはLEDを採用していて機内が優しい照明で包まれます。
座席のヘッドレストを見ると、左右の脇の部分が動きます。就寝の際に頭を支えてくれるのです!優れモノ!
そして、座席にUSBケーブルやコンセントが付いているのでスマホやパソコンの充電切れなし。本当に嬉しいです。
スマホやパソコンを置けるスペースもちゃんと用意されています。
窓は従来機のようなスライド式シェードではなく、ボタンを押すと窓にスモークがかかる電子窓になっています。ボタン一つでスモークの薄さが調節出来るので、眩しいけど外も見てみたいし・・・という希望にもしっかり対応できます。
ボタンを押して外を見てみると、もう雲の上で良い天気です。
離陸後少ししてシートベルト着用のライトが消えると、CAさんが無料のマスクとタイの出入国カードをくれました。そう、ZIPAIRは機内でマスクの着用がちゃんと義務付けられているんです。コロナが収まっているとはいえ、まだ油断大敵だと思いますから、これは有難いです。
そして、Wi-Fiがこれから使えるとのアナウンスがありました。これ、無料なんです!スマホやパソコンで簡単に操作して、すぐにインターネットに繋がりました。もう一度言いますが無料です。時間制限もありません。
その上、ZIPAIRのオリジナル・プログラムまで用意されています。私は映画大好きなので、早速、何の映画を観られるか即チェック。「スターウオーズ」や「ラ・ラ・ランド」、「アナと雪の女王」など男性、女性、子供誰もが楽しめるヒット作品が並んでいます。映画大好きなのですが、普段は忙しくてあまり観れませんからワクワク!
映画を楽しんでいると、機内食の時間になりました。
ZIPAIR、機内食にすごく力を入れている感じがします。成田~バンコク間の便では約20品の中から選ぶことが出来ます。ホームページを見たら…ちらし寿司やアメリケーヌとデミグラのダブルソースのオムライス、何と鰻丼まであります!ブーケサンドとバナナマフィンやマカロンなどデザート類も魅力的です。
悩みぬいて、今回、私が選んだのは「千葉県産”元気豚”のヒレカツ丼」。名前からして美味しそうじゃないですか!
CAさんが持ってきてくれた料理を実食。厚みのある元気豚は柔らかくて、口の中でトロけていきます!ペロリと平らげてしまいました。
料理にミネラルウォーターが無料で付いてくるのも嬉しいですね。
もし、搭乗前に料理を予約し忘れても、食関連の機内販売が充実しているので問題ありません。日本メーカーのカップラーメンやカップご飯など品が色々メニュー画面に並んでいます。アルコール類も驚くほど種類豊富です。ビールやワイン、スパークリングワイン、日系航空会社ならではで日本酒も飲めます。酒好きには堪らないですね!
飲食物以外にも、ZIPAIRの特製グッズも販売しています。気持ちよく寝れそうなコンフォートセットやブランケット、フライトタグ、トートバッグまであり、どれもデザインが恰好良いです。
機内のライトが消えても映画を観続けていましたが、いつの間にか眠りに…。
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定刻通りにバンコクへ到着。心地良いフライトでした。さすが日系の航空会社らしいレベルの高さだと思います!
(取材 梅本昌男)
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