タイ国政府観光庁、ノービザ滞在45日を提案へ

例えば日本人がタイに入国する場合、ビザ無しでも30日間の滞在許可が得られます。その滞在許可の期間が、延びる可能性がありそうです。

2022年6月11日のバンコクポストによると、観光事業者とタイ国政府観光庁（TAT）との間で、到着ビザ料金の免除と、ビザなし入国の滞在許可を現在の30日から45日に延長する提案をすることに合意しました。

タイ国政府観光庁のユタサック総裁は、訪問者1人あたりの平均支出が47,000バーツから77,000バーツに増加したことからわかるように、観光客は短期より長い旅行を望んでいるため、現在の環境では30日間の制限では不十分かもしれないと述べています。

観光客の間ではビザ料金の額は取るに足らないかもしれないが、観光客がこの費用を節約できれば、国中を旅行する際により多くのお金を費やすことができ、地域経済を直接刺激するだろうとのこと。

さらにユタサック総裁は、政府は以前、検疫が必要な期間中、国内に留まる権利を30日から45日に延長したので、観光事業者が別の延長を求めた場合、それは障害にはならないと語りました。