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タイ西部カンチャナブリ県にあるカンチャナブリ幼稚園(โรงเรียนอนุบาลกาญจนบุรี)は、園児に週1回軍服(迷彩服)を着用させるという計画を、保護者の経済的負担を不必要に増やし、軍事的教化を想定しているとの激しい批判を受けて撤回しました。
カンチャナブリ幼稚園は先日、迷彩服を含む4種類の制服の着用を義務付けると発表。しかしSNSでは、制服の種類が多すぎて保護者の経済的負担が大きく、迷彩服の着用は軍事的教化であるとの批判されることになりました。
批判を受けてカンチャナブリ幼稚園は、2022年5月12日の幹部会議を経て、迷彩服の取りやめを決定しました。ただし、迷彩服は着用しないものの、年長の園児には領土防衛訓練を受けさせる計画に変わりはないと明らかにしています。
また、迷彩服はなくなりますが、毎週金曜日には制服の上にASEAN加盟国の国旗をあしらったベストを、水曜日にはトラックスーツを着用することが義務づけられる予定です。
カンチャナブリ幼稚園の園長は、領土防衛プログラムは子供たちに愛国心と規律、王政に対する忠誠心を身につけさせるために2016年から始められ、これまで制服について問題はなかったと説明しています。
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