|
|
2月27日(日)、タイリーグ2部:カセサートFC vs トラートFCの試合観戦のためカセサート大学のスタジアムを息子と訪れた。
現在タイリーグ2部は、残り10試合の時点で昇格枠2つを、トラートFC(勝ち点55)スコータイFC(勝ち点49)ラムプーン・ウォリアーFC(勝ち点49)の3チームで争っている状況となっている。
首位を走るトラートFCには片野寛理選手が所属している。彼は3歳の息子に昇格を掴む姿を見せるべく日々ボールを追い掛けている。
因みに2011年にタイリーグ2部でプレーをした自分は、当時4歳の娘と2歳の息子に昇格する姿を見せるという夢を果たせなかった。勝手に片野選手に自分の夢を重ね合わせていて、「父ちゃんはこの夢を追い掛けていたんだよ」と13歳になる息子に伝えたいと思っている。
試合3日前に片野選手よりLINEメッセージが届いた。「怪我で今節はチームに帯同しなくなりました」という。「メンバーには入っていたが、あわよくば出場させようとするので、帯同しないのが、ベストの選択だと思い監督に直訴した」…勇気ある決断、昇格をかけて戦っていた自分は、自分の居場所を守りたいがためにチームに内緒で痛み止めの注射を打ったりしていたから。昇格のためには100%でプレー出来る片野選手が絶対に必要となるだろうからね。
カセサートFCは14位、大学のチームで現在は日本人が所属していなそう…正直にいうと全く情報が無いなか観戦に訪れた。日本人選手が出場していない試合、しかし前々節でリーグ初黒星ながら首位をひた走るトラートFCの戦いを見ておきたかった。
両チームとも「SHOOT」というブランドのウェアを着用。トップモデルが3,000円もしないで買えちゃうので、そりゃ買っちゃうよね。
大学内のスタジアムのため学食で腹ごしらえ。ここのハンバーガー、絶品です!!
BURGER MAX BEEF:https://www.facebook.com/maxbeefteaktiew/
チケットはメインスタンドでホーム側100バーツ(約280円)、アウェー側は120バーツ(約340円)。
トラートFCは終始チグハグしている印象。外国人FWにバイタルエリアで前を向いてボールを供給するカセサートFCに対して、トラートFCは背負った状態で預けるといったところ。どっちが首位か分からない…あとはピッチが緩い様で、特にトラートFCの選手達のファーストタッチのミスが目についた(セレッソ大阪バンコク校でテクニカルダイレクター風間八尋メソッドに触れているからか⁉)。結局決定機はトラートFCは1回のみ、もっと点差が開いてもおかしくはない内容であった。リーグの中でも実力差はあまり無いのであろうか⁉
2失点目はファールに見えたのだけれど、2部はVARを導入していないのであろうか⁉インカムで確認する主審の姿は見られるも、あまり抗議をしていないトラートFCの選手達を見るとファールじゃなかったのかな⁉そんな中、途中交代で入って来たトラートFCの10番シハナート選手は外国人FWが活きるパスを出せるし、自ら裏へ走りゴール前では突っ込める面白い選手に感じた。
最後にサポーターがチーム歌を歌っている時に下を向いている選手が多いこと。やっぱりこのチームには試合をコントロール出来る選手が必要、片野選手は次節戻ってくる予定。リーグは4月下旬まで続く、昇格へ向けたトラートFCと片野選手を息子と追い掛けていこうと思っている。
関連記事