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映画「ムーンライト・シャドウ(Moonlight Shadow)」が、タイの映画館で2022年2月10日より公開されます。
「ムーンライト・シャドウ」は、世界30か国以上で翻訳されている吉本ばななの原作を、マレーシア人のエドモンド・ヨウ監督が映像化した作品。日本では2021年9月10日に公開されました。出演は小松菜奈、宮沢氷魚、佐藤緋美、中原ナナ 吉倉あおい、中野誠也、臼田あさ美 他。
ある日突然に愛する人を亡くした主人公が、死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な〈月影現象〉を知り、哀しみをどう乗り越えるのか、どうやって未来へ進んでいくのかを描いていく。すべての人の心に沁みる、心を揺さぶる、「さよなら」と「はじまり」のラブストーリー。
なおタイの映画館での鑑賞は、映画館によっても違いますが、全席指定で200バーツ(約700円)ほど。上映回により、オリジナル音声版か、タイ語吹替版を選べる場合が多いです。
さつき(小松菜奈)と等(宮沢氷魚)は、鈴の音に導かれるように、長い橋の下に広がる河原で出会った。恋に落ち、付き合うまでに時間はかからなかった。等には3つ下の弟・柊(佐藤緋美)がいて、柊にはゆみこという恋人(中原ナナ)がいた。初めて4人で会ったときから意気投合し、自然と一緒に過ごす時間が増えていく。食事をしたり、ゲームをしたり、ゆみこが気になっているという〈月影現象〉について「もしも現実に月影現象が起きたら、誰に一番会いたいか?」を語りあったり。何気ないけれど穏やかで幸せな日々が過ぎていくなかで、別れは前触れもなくやってきた。等とゆみこが死んだ──。深い哀しみに打ちひしがれるさつきと柊。愛する人を亡くした現実を受け止めきれず、ショックで食べることも忘れ、ひたすら走るさつき。そんなさつきを心配しながら、ゆみこの制服を着て何かを感じようとする柊。それぞれの方法で哀しみと向きあおうとしていた。ある日、2人は不思議な女性・麗(臼田あさ美)と出会い、少しずつ“生きていく”という日常を取りもどしていく。そして、以前みんなで語り合った〈月影現象〉に導かれていく。もう一度、会いたい、会いに来てほしい──。その現象とは、満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象だった……。
[監督]
エドモンド・ヨウ
[原作]
「ムーンライト・シャドウ」吉本ばなな著(新潮社刊「キッチン」収録作品)
[脚本]
高橋知由
[配給]
エレファントハウス
[出演]
小松菜奈 宮沢氷魚 佐藤緋美 中原ナナ 吉倉あおい 中野誠也 臼田あさ美
[ウェブ]
https://moonlight-shadow-movie.com/
©2021映画「ムーンライト・シャドウ」製作委員会
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