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1991年にユネスコ世界遺産に登録され、2021年で30周年となったアユタヤ遺跡群。パンデミックさえなければ、毎日世界中の旅行者が集まる、タイ観光では外せないスポットです。
そんなアユタヤ遺跡群の中で、今回訪れたのは「ワット・チャイワッタナラーム」。拝観料は外国人が50バーツで、タイ人は10バーツでした。
料金を払って広々とした敷地内へ。ちなみに「ワット・チャイワッタナラーム」の前では、タイ伝統衣装を貸し出すお店があり、たくさんの人が伝統衣装を着て、記念撮影をしていました。思い出づくりにおすすめです!
タイ国政府観光庁によると「ワット・チャイワッタナラーム」は、
1630年、第24代王・プラサートトーンが亡くなった母を偲んでチャオプラヤー川の西側に建設した寺院。建築様式はカンボジアのアンコール・ワットに似ていることから、カンボジアとの戦争に勝利を収めたことを記念して建てたとの説もあります。
寺院の四角い境内の中央には35メートルの主塔がそびえ立ち、四方に4基の塔堂(プラーン)を従えて、その回りには回廊が取り巻くというアンコール・ワット様式で、八方には須弥山(しゅみせん)を表現する塔も設けられています。
また、建立の1630年からアユタヤ王朝の滅亡まで、王の法事を執り行う王室寺院でもありました。ここも他の寺院と同様1767年のビルマ軍によって焼かれ廃寺と化しましたが、1987年になって改修され、現在ではアユタヤでもっとも美しい寺院遺跡のひとつとなっています。
寺院内には、ビルマ軍により破壊された仏像も並びます。
仏像のなくなった頭の部分に、自分の頭を置くように撮影するのは禁止になっていますので、ご注意ください。他にもいくつか注意事項があり、日本語でも書かれていますのでご確認を。
なお一部は修復作業中。多くの旅行者が戻ってくる頃には、終わっていると良いですね。
วัดไชยวัฒนาราม
Wat Chaiwatthanaram
[拝観時間]
8:00~18:00
[住所]
Tambon Baanpom, Amphur Pra Nakorn Sri Ayutthaya, Ayutthaya
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