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ウイルス学者であるチュラロンコン大学医学部のヨン・プーウォラワン博士は自身のフェイスブックページで2021年11月28日、「新型コロナウイルスワクチン接種をした人の血液は黒いため、献血した血液は患者の治療に使用できない」という情報が誤りであると投稿しました。
ヨン博士は、新型コロナウイルスや他のワクチンも含めて、ワクチン接種を受けた人でも間違いなく献血でき、新型コロナウイルスワクチンを接種した人の血液が黒いというのは真実でないと明らかにしています。
現在、治療用の血液が不足しており、血液センターは大量の血液を必要としており、「血液が黒い、献血ができない」という嘘の情報が広がることは悪影響であり、それをSNS等で広めないように呼びかけています。
なおワクチン接種7日後から、副反応があれば回復するのを待って、献血が可能とのことです。
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日本赤十字社の情報では、「ファイザー社と武田/モデルナ社のmRNAワクチンを接種された方は1回目、2回目いずれの場合も、 接種後48時間を経過していれば献血にご協力いただくことが可能です。アストラゼネカ社製ウイルスベクターワクチンなどを接種された方は、厚生労働省で接種後の献血基準について検討中であることから、基準が決定するまでの間は献血をご遠慮いただいています。」とのことです。
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