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タイ国立開発行政研究院(NIDA; National Institute of Development Administration)の調査センター(NIDA Poll)は2021年11月28 日、ポルノ作品・制作についての世論調査の結果を発表しました。調査は2021年11月22日から24日にかけて、タイ全国の18歳以上の1,315人を対象に実施しました。
「ポルノ本を見たことがあるか」との質問に対し、54.14%が「見たことがない」と回答。45.78%は「見たことがある」と答え、0.08%が「知らない/興味がない/未回答」でした。
「ポルノ動画を見たことがあるか」との質問に対し、56.50%が「見たことがある」と答え、43.50%が「見たことがない」と回答しました。
また、自由にポルノを制作することについて、62.89%は「同意しない」、14.15%は「あまり同意しない」と回答。その理由は、子供や若者に有害であり、タイは仏教国のため道徳に反しており、性犯罪を引き起こす可能性があるということでした。一方で12.55%が「同意する」、7.98%が「非常に同意する」と回答。その理由は、ポルノを見ることは人間の本質で正常であり、個人の権利であり、現代社会では性に対してオープンであるためとのこと。さらに自由化されなくても、違法に生産されると答えています。
タイではポルノ作品の制作は違法。一部ではポルノ制作の合法化の提案が行われています。また、一部ポルノサイトは政府によりブロックされ、閲覧ができなくなっています。
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