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バンコク・トンブリにある人気の観光スポット「ワット・パクナム」を訪れた日の夕方、美味しいものを探すためにタラート・ブルー(ตลาดพลู)を訪れました。
タイ国鉄タラート・ブルー駅の周辺には、夕方になるとたくさんの屋台が並ぶそうで、近所の人たちも遠くに住むグルメたちも、ここを目指してやってくるのだとか。
高架下にもたくさんの屋台が並びます。
どれも美味しそうで、少しつづでも全部食べていきたいという気持ちはありますが、その気持に胃袋が追いつかないため、食べるものを厳選しなければなりません。
そんな中、線路脇で行列のできる屋台を発見。豚肉ご飯「カオムーデーン(ข้าวหมูแดง)」の屋台です。
線路側から見る方が、たくさんの人が並んでいるのが分かるでしょうか。
そうこうしているうちに列車がやって来ました。
線路の脇にある食堂が、「カノムクイチャーイ(ขนมกุ้ยช่าย)」のお店です。もちもち生地で具を包んだ、柔らかいお饅頭といった感じでしょうか。実はこの辺りには「カノムクイチャーイ」を売る店が沢山あります。
聞いた話によると、昔、最初に「カノムクイチャーイ」を売り始めた人がいて、大人気になりバカ売れ。それを見た人びとが、続々と「カノムクイチャーイ」販売に参入したのだそうです。競合が増えて、ますます美味しくなったに違いありません。
一息つこうとドリンクを飲みながら街並みを眺めていると、ボードゲームに興じているおじさんたちが集まる場所がありました。
聞いてみると、おじさんたちがプレイしているのは「マークルックチン(หมากรุกจีน)」という中国将棋だそうです。
続いて、タイ伝統菓子の店。女子大生ら、たくさんのお客さんで賑わっていました。
和菓子にも通じるところがあるような、タイ伝統菓子の数々です。
結局ご飯を食べに入ったのが、「リーヘンサオチンチャー(หลีเฮง เสาชิงช้า)」という食堂でした。
汁なしのタイスキ「スキヘーン(สุกี้แห้ง)」も「クアガイ(คั่วไก่)」も、文句なしの美味しさでした。
食事の後も、さらに他に何か美味しいものはないかと散策。シュウマイも美味しそうですし…
ジュースを冷やす機械もとっても雰囲気があり…
さらに行列のある屋台も市場の中で見つけて…
もちろん日本食(?)の店もありました。
そんなわけで、夕方の タラート・プルーを満喫。気になる方は、ぜひ「ワット・パクナム」の帰りなどに足を伸ばしてみてください。
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