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先日に本サイトでもお伝えした、知らないうちに口座残高が減少するという出来事。タイ銀行とタイ銀行協会は「海外のオンラインストアが原因」との声明を発表していましたが、その続報です。
タイ銀行協会は、2021年10月14日から17日までの4日間に、10,700の銀行口座からクレジットカードやデビットカードによる支払いで、約1億3,000万バーツが銀行口座から引き出されていたことを明らかにしました。
被害は、外国で登録されたオンラインストアなどで使用されたカードでの支払いであり、タイ銀行とタイ銀行協会、警察、デジタル経済社会省が調査を行っています。
タイ銀行協会によると今回の手口は、クレジットカードやデビットカードの情報を利用して、ワンタイムパスワード(OTP)を必要としない少額の注文を複数回行っていたというもの。被害に遭った顧客がその期間中にオンラインで商品やサービスを注文していないことが証明できれば、銀行は5日以内に返金するとしています。
また、クレジットカードについては、銀行は疑わしい取引をすべて取り消し、顧客は問題となっている取引について銀行に返済する必要はないとのことです。
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