スキミングで偽造カード作成、外国人2人をホアヒンで逮捕

タイ警察入国管理局は2021年10月8日、偽造カードを作成してATMで他人の口座から現金を引き出した、ルーマニア人男（39歳）とマレーシア人男（33歳）を逮捕したと明らかにしました。被害者多数で、被害額は数百万バーツ。

2人は、バンコクとホアヒンの様々な場所にあるATMにスキミング装置（カードの磁気データ等を盗み取る装置）を設置し、そこから奪ったデータで偽造キャッシュカードを作成。偽造カードを使って、他人の口座から現金を無断で引き出していました

2人はバンコクとホアヒンの複数の地域で3ヶ月間活動しており、カード作成機は中国から、スキミング装置はイギリスから調達したとのことです。

警察は、カシコン銀行と協力して多数の口座から現金が引き出されていることを確認。ホアヒンのホテルで、2人を逮捕しました。そこで、200枚以上の偽造カード、6冊の銀行通帳、携帯電話を押収しました。