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タイ北部チェンマイ県で2021年9月28日、iPhone販売詐欺を行なったとして指名手配されていた19歳の少女Pが警察署に出頭し、逮捕となりました。少女Pは、オンラインでiPhoneを販売していたことは認めましたが、詐欺については容疑を否認しています。
少女Pは、SNSで顧客を探し、iPhone代金を振り込ませた後に、商品を送らずに連絡を断つという手法を用いており、過去5年間で約500人の被害者がいると見られています。先日は、14歳の少年が、オンライン授業に必要なiPhoneを購入するために少女Pに5000バーツを支払ったものの、その後連絡が取れなくなりました。詐欺に遭ったことに気付いた少年は、ストレスから出血性脳卒中を発症し、死亡しました。少女Pは警察の取り調べに対して、14歳の少年と連絡を取ったことはないと話しています。
また少女Pから銀行口座作成のために雇われた18歳と19歳の少女が逮捕されましたが、少女Pは2人のことを知らないと話しています。なお警察は、少女Pが150の銀行口座を持っていると見ています。
少女Pの財産・資産は、マネーロンダリング防止局によって押収されました。
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