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タイ保健省食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)は、サムットプラカーン県で40トン以上のドラッグ(434億バーツ相当)を焼却処分したと発表しました。これは、一度に焼却された麻薬の量としては、タイ史上最大のものです。タイ国営メディアNNTが2021年6月27日に伝えています。
FDA事務局長のPaisarn Dunkum博士によると、FDA、国家警察、司法長官室、陸軍、麻薬統制委員会は、メタンフェタミン27,777kg、クリスタル・メタンフェタミン12,199kg、ヘロイン170kg、エクスタシー12kg、アヘン53kg、ケタミン384kgを含む68件の薬物を押収し、焼却処分しました。(合計40,595kg)
政府はドラッグ密売ネットワークを積極的に制圧し、ドラッグを押収し、犯罪者を逮捕することで、ドラッグを根絶することを目指しています。押収されたドラッグを破壊するために、毎年このような焼却処分が行われているとのこと。
なおFDAによると、これらのドラッグはサムットプラカーンのバンプー工業団地にある施設で1200°Cで焼却されました。この温度ではドラッグは急速に二酸化炭素に変化し、周囲の環境を汚染させることはありません。
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