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タイ東北部ウドンタニで2021年6月17日、一人の名前の明らかになっていないおじいちゃんが、バーンドゥン警察署に被害を届けに訪れました。
おじいちゃんによると、床屋さんで散髪してもらったものの、満足できない髪型となりました。おじいちゃんは「こんな仕上がりでは支払いはできない」と、散髪代60バーツと購入したエナジードリンク代20バーツの返金を求めましたが、床屋さんは返金要求を拒否。そこで警察署に被害を届けに訪れたのです。
当時署内で勤務していた警察官はおじいちゃんからの報告を受けて、「髪型を変えて格好良くなったのだから、被害届けは出さないほうが良いですよ」と説得。さらに床屋さんが返金する代わりに、警察官が散髪代金60バーツをおじちゃんに渡したのだとか。
こうしておじいちゃんは被害届を出すことをやめ、バーンドゥン警察署を後にしたのでした。
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