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タイに在住する外国人には、90日ごとに入国管理局に自身の住所を報告する「90日レポート」を提出する義務があります。(提出を怠れば罰金が科されます)しかし「90日レポート」は面倒なため在住外国人には評判はよろしくなく、「いったい何の意味が・・・」と思う人も少なくないようです。
「90日レポート」の提出方法は様々で、実際に本人が入国管理局まで出向く方法の他、会社任せや、業者や第三者に代行を依頼、オンラインや郵送で行なうという方法もあります。
筆者はソンクラーン休暇の直前、オンラインでの「90日レポート」提出ができなかったため、ノンタブリ県ムアントンタニに設置された入国管理局臨時窓口まで出向きました。その日の窓口は大混雑。なんと午前10時に訪れて、提出が終わったのが午後2時でした。「こんな面倒な90日レポートなんてなくなればいいのに」と思ったのは言うまでもありません。
そんな「90日レポート」が廃止になるかもしれません。外国人が長期滞在しやすくなるように、規則を改正する可能性があるとバンコクポストが伝えています。
報道によると元JPモルガン証券(タイランド)代表で、タイへの投資を円滑にするための政府タスクフォースを率いているチャヨティッド・クリダコーン氏(54歳)は電話インタビューで、「入国管理規則は重要な問題です。私たちは外国人がタイで生活し、働くことを容易にしたいのです」と語ったとのこと。
チャヨティッド氏によると、投資と観光を促進するための詳細な計画は、1ヶ月以内に政府の経済委員会に提案されるといいます。計画には「90日レポート」の義務を緩和するなど、ビザ申請や、労働許可に関する規制を改善することが含まれています。また、法人税の減税、不動産保有ルールの緩和、退職者や新興企業への優遇措置など、外国人投資家への誘導策も盛り込まれる予定です。
■Govt mulls visa rule overhaul for expats, tourists, investors|Bangkok Post
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