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~タイ国日本人会からのプレスリリース~
タイ国日本人会(所在地:タイ王国バンコク、会長:島田厚)は、1973年に日本人会創立60周年を記念しチャリティー基金を設立して以来、日本人会チャリティーバザーでの企業・団体様からの現金寄附・商品寄附などを原資に、これまでに50以上の団体へ総額3,000万バーツの寄付を行ってきました。
昨年度はCOVID-19の感染拡大に配慮し、大人数が集まるチャリティーバザーの実施は中止といたしましたが、引き続き、タイ社会への支援を継続すべく、日本人会チャリティー基金からの寄附活動を実施いたしました。昨年11月に申請団体の公募を開始し、コロナ禍の影響もあり、例年より多くの14団体、総額152万バーツ以上の申請がありました。寄付支援先選定に関しては、日本人会チャリティー基金運営委員会(委員長:堀尾哲亨)にて約2カ月かけて厳正なる審議を重ねた結果、新規2団体を含む計9団体、総額911,110バーツを寄付することを決定いたしました。
寄付の用途としては、クロントイ・スラム地区の人材育成事業費用や北タイ学生との交流キャンプ、HIV/AIDS孤児、ハンセン病患者や家族へのワークショップや奨学金活動、人身取引被害の対象となりうる貧困層家庭の子女の奨学金など、タイ国内の約400名を対象とした活動に広く活用させて頂きます。新規の団体としては、コロナ禍で支援金集めなどに苦労されている日本人が代表を務める寄宿制学習センターや移動図書館など、運営を継続する為の人件費として支援させていただくことになりました。
これらの支援は、これまでのチャリティーバザーの純益金の繰越金や200以上を超える団体・会社・個人様からの日本人会チャリティー基金への寄附が原資となっております。改めて、御礼申し上げます。
タイ国日本人会では、これからもタイ社会と長きに渡って友好関係を継続し、在タイ日本人社会を代表しまして、タイ社会へ感謝の気持ちを込めて、社会貢献活動を展開していきます。
【2020 年度チャリティー基金贈呈式 シーカー・アジア財団(2021 年 3 月 26 日)】
交流キャンプの活動費として 72,900 バーツ、マスク雇用支援として 156,000 バーツ(2020 年 5 月実施)
【2020 年度チャリティー基金贈呈式 プラティープ財団(2021 年 3 月 26 日)】
クロントイ・スラム地区の人材育成事業費として 103,200 バーツ
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