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日本でも注目されつつあるタイのドラマ作品。最近ではBL作品を中心に沢山の作品が日本語字幕で配信、放送されるようになりました。ドラマをきっかけにタイに興味を持ち、タイが好きになるという人々も多いようです。
そんな中タイでは現在、マイ・ワリットとパーイ・リンラダー主演の「เมียจำเป็น(ミヤジャムペン)」という作品がチャンネル3で放送されており人気を博していますが、この作品の強姦シーンに批判が集まっています。
問題となっているのは第9話。あわや女性が強姦されるというシーンに加えて、加害者がそれを撮影する様子のシーン、そして被害者の女性に対して夫が何度強姦されたかを聞くシーンに批判が殺到。さらに物議を醸しているのが、夫が被害者の女性に対して「嫌悪感」を抱く様子を描くシーンです。
SNSユーザーらは、ドラマの強姦描写の影響もあってタイではレイプが多発し、さらに被害者の女性がレイプの責任を問われることが多くなっていると不満を語っています。そしてこの作品を批判するハッシュタグ #ข่มขืนผ่านจอพอกันที(#NoMoreRapeOnScreen)を付けての投稿が拡大しています。
なおタイ警察が発表した2019年の犯罪統計速報によれば、1,771件の強制性交等事件が発生しています。
https://youtu.be/Fv0SSfP703s?t=644
#ข่มขืนผ่านจอพอกันที (No More Rape On Screen) became the fastest trending hashtag in Thailand today, after the latest episode of “Mia Jum Pen”, sparked outrage on social media because of a scene depicting the rape of a female character. https://t.co/6mmpiwnSZQ pic.twitter.com/phuG3CzuYu
— Thai PBS World (@ThaiPBSWorld) February 9, 2021
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