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タイは個々人にID番号が振られている番号管理社会である。IDカードを常時携帯していて、スーパーなどの会員証はID番号を伝えることで、登録されている。外国人は身分証明をする際にパスポートを求められることが多い。そこでタイの運転免許証を取得しておくとパスポート番号が明記されているので、パスポート替わりとなる。
寺院なども観光客料金と料金が違うことが多く、タイに住んでいる証明としてこの運転免許証を提示してタイ人価格で入ることが出来たりする。運転をしなくとも、取得&携帯しておくと何気に便利なのである。
以前は国際免許証をタイの運転免許証に書き換えをしたが、パスポートを新調した際に失効していた。なので、今回は日本の運転免許証をタイの運転免許証に書き換えるバンコク最新事情をお伝えしようと思う。
2020年3月から新型コロナウィルスの影響により、定員制を設けている。
【用意するもの】
・日本の運転免許証(原本)&裏表のコピー
・ワークパーミット(原本)&顔写真のページ・ワークパーミットの印鑑ページ・住所記載のページのコピー
・パスポート(原本)&顔写真のページ・VISAのページのコピー
・日本の免許証の英文翻訳(大使館にて610バーツ)
*免許センター敷地内にもコピー屋さんあり。1枚1バーツ。
*コピーにはパスポートと同じ署名を。事前の署名がお勧め。
こちらを準備して、いざバーンチャックの運転免許センターへ。
今回なぜ運転免許証を取得しようとしたかというと、年末にカオヤイへの家族旅行でレンタカーを運転しようかなと…。12月上旬に上記の書類を揃えて免許センターを訪れるも「(最短で)2月5日が予約可能、出直しなさい」と冷たくあしらわれてしまった。結局家族旅行はレンタルVAN(運転手付き)を借りて事なきを得た。
講習が9時からにて、上記の書類+健康証明書を提出しなければならない。バーンチャック駅をオンヌット方面に下車し、⑤出口の階段を降りた場所で、120バーツで“健康です!!”という証明書を購入することが出来る。こちらを購入し、いざ免許センターへ。
12月上旬に訪れた際に会った免許更新の欧米人もこの日に免許センターに来ていたので、更新の際も2ヶ月ほど待たされる様だ。電話やネットでは予約出来ず、とにかく一度免許センターへ行かなければならない…。タイチャナやクンクルンなどアプリ文化が進むタイ社会でも、ココでは“どアナログ”だなぁと感じざるを得なかった。
VISA更新などでイミグレを訪れた際に「書類に不備はないか、ちゃんと取得出来るのか」という不安感に包まれるが、運転免許取得でも同じような緊張感が走った。次の行程への“番号札”を受け取った際に、心の中で小さなガッツポーズをしてしまったほどだ。
書類審査(!?)が通ると次は実地試験。信号の色を答えたり、間接視野でこちらも信号の色を答えたり。平行棒を同位置へ移動させるテストやアクセルを踏んで赤になったらブレーキを踏む…という4つのセクションをパスすると、次は講習となる。
講習で約1時間ほどの交通ルールのビデオを見せられて、免許写真撮影所へ。こちらで写真撮影をすると205バーツを支払って、待つこと2~3分…自分が思っていた以上に老け顔のタイ運転免許証を手渡された(ショック)。初回免許は2年間有効にて、2年後の更新時にルールが変わっていなければ良いのであるが。
*この記事入稿後、減点制度導入の報せが届く
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