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2019年のJETROの調査では、タイの日本料理店の数は3,637店舗。業種別では色々なメニューを提供する総合和食店の数が1番多く、つづいて寿司店、ラーメン店となっています。
この日に訪れたのはバンコク郊外の某所にあるラーメン店。外装は立派で、内装も日本のイメージを取り込んだ凝ったもので、メニューの数も豊富。それでいて価格が安いこともあってか、なかなか人気のあるお店のように見えます。ランチの時間はとっくに過ぎていたものの、店内には他にも数組が食事中でした。
オーダーしたのは豚骨ラーメンと餃子のセットで、お茶とアイスクリーム付きが200バーツ弱。バンコク中心部の日系ラーメン店ならラーメンだけで200バーツを超えるところも多いので、大分安いですね。そう、ここはメニューや店内の雰囲気を見る限り、タイ人経営のラーメン店です。
時々街で見つけたタイ人経営のラーメン店に入りますが、安いのにそこそこ美味しい店って結構あるんですよね。ところがこの日のラーメンはイマイチ、はっきり言うと美味しくないラーメンでした。
まずはビジュアルが美しくない。具材全てがスープに沈んで、まるで具なしラーメンのよう。スープの味は、パンチも旨味もなく、とっても薄味です。いや、もしかしたらタイ人は自分で調味料を入れて好みの味にするので、それはそれで良いのかも?
餃子は焼き餃子ではなく揚げ餃子。揚げたてなので外側は熱々ですが、中はとってもヌルい・・・。
残念ながらラーメンも餃子も残してしまいましたが、一方お茶と最後のアイスクリームはとっても美味しかったです!
このお店、雰囲気も良く店員さんの教育も行き届いているようでしっかりした接客です。ラーメンと餃子はイマイチですが、伸びしろしかないので、数年後にはすごく美味しくなって超人気の店になっているかもしれませんね!
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