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本年1月末にオープンした「神戸トンテキプロンポン店」はオープンからまだ半年にも関わらず、多くのデリバリーも含め連日多くのお客様で賑わっている。その人気の秘密を探ってみた。
豚肉料理は数々あるが、ジューシーで柔らかく、未だかつて経験した事がない食感である。理由は、低温調理と通常調理の絶妙な組み合わせにあると言う。低温調理は肉の旨みや柔らかさの為に必要な水分を内部に閉じ込めとても美味しく柔らかいが、この工程だけでは“香うばしさ”が不十分だ。仕上げにオリジナルソースと低温調理した豚肉をフライパンで焼く事で、豚肉のアミノ酸とソースの糖分が結びつき“メイラード反応”を起こし、“香ばしさ”を生み出している。
オリジナルソースも徹底的にこだわっており、ベースとなるソースは数十回試作してもタイにある食材では満足できず、日本から輸入しているそうだ。
ご飯にもとても合うため多くの人がお替りをするこのソースは日本人のみならず、タイ人までも唸らせている。
旨みを閉じ込め、柔らかい食感を維持し、香ばしく仕上げる。美味しくないはずがない。
豚肉を1か月で1トン以上使用するというが、当店は一切冷凍保存をする事が無く毎日仕入れてその日の内に殆ど使用するという。冷凍食品や調理済み食品も一切使用せず、全部店内で手作りしているという。同店のプレミアムエビフライは市場で購入した、フレッシュな海老をほぼ毎日仕入れてお客様に提供しているため、天候によって入荷出来ない日もあるが、味は日本で多くの店が使用している加工済みの冷凍エビフライとは全く違う。
また、揚げ油はイタリア産の最高級コーン油を惜しげもなく毎日取り換えている。
“大葉ミンチカツ”や“枝豆と海老のクリームコロッケ”等の夏季限定メニューや今月14日からの新メニューであるカツカレーをはじめとしたカレーライス等、常に新商品の開発に余念がない。
自信作のカツカレーは、バランスが大切と同店は言う。多くの野菜が溶け込んだとんかつにあう少し辛めのカレールーの上に、同店の通常のロースかつではなく少し薄切りにしたおおきめのロースカツがのっている。8月14日~31日まで新発売を記念し通常260Bを230Bで提供している。この機会に是非試してみたい。
コロナ渦中の4月や5月、多くの店がテイクアウトやデリバリーを実施していたが、同店は引き続き実施している。場所がフジスーパー1号店の斜め向かいという事もあり、スーパーに買い物に行く前にオーダーし、帰りに受け取る事が出来待ち時間が無いのが嬉しい。また、デリバリーもシーロムからプラカノンと範囲も広くとても使いやすくなっている。
LINE(ID:@kobetonteki)での注文と電話(096-862-1110)での注文が可能だが、位置情報を使えるLineが便利だ。
バンコクの日系レストランは、ほとんどの店が外税でサービスチャージもあるため、メニューの値段とお会計の値段が違うのが当たり前だが、同店は内税でサービスチャージもないため、メニュー表記と支払い金額が同じ。友人との割り勘も簡単だし、ポケットの中も小銭で溢れる事はない。また、ごはん、キャベツ、味噌汁もお替り自由と財布に優しくなっている。
豚トロや焼豚等、最近は酒肴メニューもどんどん投入されている。平日は会社帰り、週末は中休みなしの通し営業なのでゴルフ帰りのお客様で賑わっている。ほとんどのメニューが100B以下で気軽な値段設定も魅力。今後も同店ならではのメニューが続々投入されるはずなので見逃せない。
[営業時間]
(月~金) 11:00~14:00 17:00~21:30(L.o.)
(土) 11:00~21:30(L.O.)
(日)11:00~21:00 (L.O.)
「住所」
595/3-4 Sukhumvit33/1 Alley, Khlong Tan Nuea, Wattana, Bangkok10110
[電話番号]
096-862-1110
[ウェブ]
https://www.facebook.com/kobetonteki.th/
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