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病気の子どもを目の前にした病院スタッフによる、あまりに心ない問題発言が、SNS投稿により大きく広がりました。
タイ人女性のKaew Kanjanaさんは、2020年6月3日早朝にノンカーイ県のラタナワーピー病院(โรงพยาบาลรัตนวาปี)を病気の子どもを連れて訪れた時の出来事を写真、動画ととも投稿しました。
Kaew Kanjanaさんらが、具合の悪い1歳の子どもを連れてラタナワーピー病院に到着したのは午前6時50分頃。人のいない病院の中の写真を「こんなに空っぽの病院を見たのは初めて」とコメントし、やっと出会った病院のスタッフに「子どもが死にそうになったら医師を呼ぶ」と言われたことを明らかにしました。結局その日はラタナワーピー病院で治療を受けることを諦め、別の病院に向かったのだとか。子どもの病気は大腸炎でした。
同日に投稿を見たタイのメディアがラタナワーピー病院を訪問し取材。病院スタッフによると、病院には医師も看護師も常駐しており、その日も通常通り診察を行っていたものの、祝日だったため人数が少なかったとのこと。なお「子どもが死にそうになったら医師を呼ぶ」との暴言については、病院内での会議後に見解を明らかにするようです。
なおKaew Kanjanaさんらのもとには既にラタナワーピー病院が謝罪に訪れています。
https://www.facebook.com/blend.soda.1/posts/2770407316419367
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