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2020年5月24日現在、タイで確認された新型コロナウイルス感染による死者は56人。しかし新型コロナウイルスの影響による失業等での金銭的不安やストレスにより、自ら命を絶った人々も少なくありません。
タイ東部チョンブリ県で2020年5月23日朝、51歳の男性が自宅の3階から飛び降りて怪我をするという事件がありました。命は助かりましたが、怪我をして病院で治療を受けています。
報道によると男性はレストランのオーナーで、新型コロナウイルス感染拡大抑制のための非常事態宣言が6月30日まで延長される可能性があるとのニュースを見て意気消沈し、飛び降りたとのこと。
男性の妻によると、男性のレストランは新型コロナウイルス対策の営業制限により大きな影響を受け、5月3日からは制限が緩和されたものの、入店者数の制限等により思うように売上が上がらず、借金や子どもたちの学費の支払いに苦しんでいました。男性は、今後のさらなる制限緩和に期待をしていましたが、非常事態宣言が6月30日まで延長されるとのニュースを見て不安に陥り、3階から飛び降りたようです。
なお緊急事態宣言は、5月26日にも更に一ヶ月の延長(6月30日まで)が発表されると伝えられています。
https://www.facebook.com/Thepattayanews/posts/697916554292690
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