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先日本サイトでもお伝えした、新型コロナウイルスの影響によるフライトキャンセルで、バンコク・スワンナプーム空港に2ヶ月間も取り残されているナイジェリア人男性。まるでトム・ハンクス主演の映画「ターミナル」さながらだと話題ですが、実は取り残されたナイジェリア人男性は1人でなく、3人もいたようです。(参照 ナイジェリア人男性、新型コロナでスワンナプーム空港に2ヶ月も足止め)
3人のナイジェリア人男性のうち2人は、2020年3月21日にエミレーツ航空でスワンナプーム空港に到着し、ラオス航空でラオス・ビエンチャンに向かう予定でした。もう1人は3月24日にエティハド航空でスワンナプーム空港に到着し、バンコクエアウェイズでミャンマーへ向かう予定でした。しかしラオスとミャンマーは彼らを受け入れておらず、エミレーツ航空とエティハド航空の両方も運航を停止し、さらに彼らはタイのビザがなくタイに入国も出来ず、スワンナプーム空港に留まることを余儀なくされたのです。
その後タイ入国管理局とスワンナプーム空港、さらにバンコクのナイジェリア大使館およびエミレーツ航空とエティハド航空が連携して、彼らをアラブ首長国連邦(UAE)経由で帰国できるように支援をしましたが、UAEは6月4日までトランジット客を受け入れておらず、それも叶いませんでした。手詰まりでした。
現在彼らには、タイの治安当局らが食料や飲料、衣類などの生活必需品を提供し、エミレーツ航空とエティハド航空も支援を行っています。
なお彼らは新型コロナウイルスには感染していなかったとのこと。
https://www.facebook.com/ThaiPBSWorld/posts/3341054679273172
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