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現在タイの各地自体は、新型コロナウイルスの感染抑制のためにアルコール飲料の販売を禁止しています。非常事態令発出中のタイではパーティーなどの集会が禁じられているため、酒を飲んで人が集まり、集団感染に至るという事態を避けるためと言われています。
そんな中の2020年4月22日、タイ中部サムットソンクラーム県で、夫(35歳)が妻(33歳)を銃で撃って殺害し、逃走するという事件が発生しました。
報道によると容疑者である夫は、飲んでいた酒がなくなったため妻に酒を買うお金を求めましたが、妻はアルコール販売禁止中の酒の購入を拒んだため、銃で撃って殺害し逃走。妻が遺体で発見されたとき、その手には700バーツが握られていました。さらに遺体の横では生後9か月の男の子が泣いていたとのこと。
なお夫婦は市場で果物を販売していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、収入がない状態でした。
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