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タイの新プロレス団体・SETUPタイランドプロレスリング(SETUP Thailand Pro Wrestling)が2020年1月11日(土)、バンコク・The Circus Studioで旗揚げ戦を行いました。
SETUPは、2012年に女子プロレスラー・さくらえみ選手がタイに移り住んで設立した我闘雲舞の流れを汲む団体。さくらえみ選手は我闘雲舞が軌道に乗った後に日本に帰国し、日本でも我闘雲舞を設立。タイ側の我闘雲舞の運営はプミ氏に任されました。
2019年11月、タイの我闘雲舞は更なる飛躍を目指して発展的解散。プミ氏は新たにSETUPを立ち上げて2020年1月11日(土)、遂に旗揚げ戦の日を迎えたのです。
旗揚げ戦「Bangkok Showdown」には、インドの独立系プロレス団体・Wrestle Squareが参戦。発表されたメインイベントは「タイ VS インド」で、我闘雲舞からSETUPに参加したタイ人のPaksa選手とWrestle SquareのBaliyan Akki選手とのシングルマッチが予定されていました。しかし急遽さくらえみ選手とDDTプロレスリング所属でタイの我闘雲舞の選手たちのコーチ役も努めたマサ高梨選手の参戦が決定。メインイベントのカードは「タイ軍 Paksa&マサ高梨 VS インド軍 Baliyan Akki&さくらえみ」のタッグマッチに変更されたのでした。Paksa選手にとっては、師匠とタッグを組み、師匠と対戦するという新たな船出に相応しい対戦となりました。
メインイベントの「タイ軍 Paksa&マサ高梨 VS インド軍 Baliyan Akki&さくらえみ」。最後はムーンサルトプレスをかわされたPaksa選手を丸め込んださくらえみ選手の勝利。Paksa選手にとっては、キャリアと実力の差を思い知らされた悔しい結末となりました。
試合後、プミ氏とPaksa選手は満員の会場のファン(232人空席なし)と、プロレスへの道を切り開いてくれた師・さくらえみ選手とマサ高梨選手に感謝の意を伝え、今後のSETUPの躍進を誓ったのです。
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