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直木賞作家・伊集院静の同名短編小説が原作の映画「駅までの道をおしえて」が、2020年2月13日からタイで劇場公開となります。英題は「Show Me The Way To The Station」。日本では2019年10月18日に公開されています。
タイの劇場での映画鑑賞は、劇場によっても変わりますが料金は全席指定で200バーツほど。上映回によって、タイ語吹替版とオリジナル音声のタイ語字幕版を選べる場合が多いです。
https://www.youtube.com/watch?v=xdUCmIL1HyM
サヤカ(新津ちせ)は、赤い電車が通る湾岸の街に両親(坂井真紀、滝藤賢一)と暮らす8歳の少女。臨海学校に出かけた数日の間に愛犬のルーがいなくなったことが受け入れられず、ルーと一緒に過ごした場所を訪れては、その姿を探している。
ある日、サヤカはかつてルーに導かれて見つけた、線路の跡が残る原っぱで一匹の犬と出会う。犬はすぐに姿を消すが、数日後、近所の喫茶店の前につながれていた。サヤカは、見るからに頑固そうなマスターのフセ老人(笈田ヨシ)に、犬の名前はルースで、ルースの方から店にやってきたのだと聞かされる。時の止まったようなジャズ喫茶を営むフセ老人もまた、数十年前に幼くして亡くなった息子の死を受け入れられずにいた。
やがてサヤカは喫茶店に通うようになり、ルーの思い出話をしたり、フセ老人の息子コウイチローの話を聞いたりするうちに、フセ老人と打ち解けていく。サヤカは、フセ老人が待っているという大切な「何か」を、ただ待ち続けるのではなく、一緒に探しに行こうと提案する。
週末。サヤカとフセ老人とルースは海に向かった。「何か」とは一体なんなのか?そして二人は「何か」を見つけることができるのだろうか?
[監督・脚本]
橋本直樹
[原作]
伊集院静
[出演]
新津ちせ 有村架純 笈田ヨシ 坂井真紀 滝藤賢一 羽田美智子 マキタスポーツ 余貴美子 柄本明 市毛良枝 塩見三省
[ウェブ]
https://ekimadenomichi.com/
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