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タイに住む外国人には、90日ごとに入国管理局に住所を報告する「90日レポート」を行う義務があります。オンラインでも90日レポートは可能なようですが、実際に入国管理局に出向くと半日がかりとなるため、業者に依頼する人も少なくないようです。(90日レポートは、タイから出国すればリセット。再び入国した日から90日で報告を行います)
そんな中タイ警察は、偽造90日レポートを作成して外国人から手数料を取っていた25歳のタイ人の男を、公文書偽造の容疑などで逮捕したと発表しました。
事件が明らかになったのは2019年7月。ミャンマー人男性が90日レポートで入国管理局を訪れたところ、正式でない90日レポートを所持していることが判明。係員が確認したところ、ミャンマー人男性は以前に90日レポートを業者に依頼していたことがわかりました。
捜査の末、タイ警察は偽造90日レポートを作成したタイ人の男を容疑者と特定し、逮捕。バンコクのオンヌット通りソイ53にある容疑者のアパートの部屋には、 偽造書類や偽造スタンプなどの証拠が見つかりました。
容疑者は、90日レポートを1回60バーツで請け負い、90日を超えていた場合は遅延レポート代金として300バーツを請求。2019年6月以降、300人から400人の偽造90日レポートを作成していたとのことです。
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