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タイ入国管理局は2019年9月13日、バイオメトリック認証(生体認証)による出入国管理システムは効果的で、この3日間で偽造パスポートを利用してタイ入国しようした8人を摘発したと明らかにしました。この8人全員はイランのエージェントから偽造パスポートを購入しており、ヨーロッパなど第三国への経由地として、タイを訪れていました。
タイではバイオメトリック認証のために、入国時に顔画像と指紋の登録を行っています。日本のパスポートのICチップには、顔画像・国籍・氏名・生年月日・旅券番号など旅券面の記載事項が記録されています。なおいくつかの国では、指紋なども記録されているとのこと。ICチップの顔画像や指紋情報と、入国時に確認した情報とが異なれば、別人であることが明らかになります。
9月13日までの3日間に偽造パスポートで摘発された8人の最初は、イギリスに亡命を求めるイラン人の家族3人。つづいてスウェーデン人のパスポートを使用したシリア人の男1人とパレスチナ人の女3人。さらに韓国へ働きに行く途中でタイを経由したナイジェリア人でした。
なおタイの16の空港に設置されたバイオメトリック認証システムには、ブラックリストと監視リストに1,123人が登録されており、これまでは662人が摘発されました。また現在タイでは、45,000人以上がオーバーステイであることが判明したとのことです。
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