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タイでは電子タバコは違法のため、警察の取り締まりの対象で、使用や所持が明らかになれば処罰されることになります。そんな中タイ東部パタヤで、電子タバコをネタに一般人を強請った警察官4人が、懲戒処分になるようです。
各報道によると、事件が起きたのは2019年7月26日。24歳のタイ人男性が電子タバコを2セット購入するため、電子タバコ売人と南パタヤのガソリンスタンドで会うことになりました。価格は1セットあたり1,250バーツで合意したのだとか。しかしガソリンスタンドに現れたのは、売人でなく警察官4人。これは囮捜査だったのです。
警察官は男性を逮捕しパトカーに乗せ、警察署に向かいます。その道中、警察官は男性に「4万バーツを払えば釈放する」と持ちかけたのだとか。しかし男性は4万バーツの持ち合わせがなかったため、身につけていた2万バーツ相当の金のブレスレットと現金5000バーツを渡すことで、釈放されたのです。
男性は、その足で警察署へ向かい、4人の警察官に恐喝された一部始終を報告。防犯カメラの映像から、男性の話していることが真実だったと判断され、4人の警察官は懲戒処分になるのだとか。
なお恐喝された男性は、タイ東北部イサーンの警察副司令官の息子であるとのこと。また男性は2016年9月に、電子タバコの販売で起訴されていました。
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