|
|
懐かしの料理アニメ「美味しんぼ」。放送開始が1988年だそうで、もう30年も前のアニメなんですね!それにしては今見ても色褪せないと言うか、勉強になるというか、Amazonプライム・ビデオで見られる121のエピソードは全部見ましたよ!
その中の1989年11月7日に放送されたエピソード37は「黄身と白身」。目玉焼きについてのお話です。
美味しんぼ「黄身と白身」
“目玉焼き”この単純だが奥深い万国共通の料理をテーマに“国際目玉焼き会議”が開かれ、士郎達もこれに出席。世界中の目玉焼き愛好者が調理法・調味料・食べ方等を巡って激論を交わす。©雁屋哲・花咲アキラ・小学館/シンエイ動画
アメリカ人落語家・快楽亭ブラック(実在する2代目快楽亭ブラックさんとは全くの別人)と共に国際目玉焼き会議(IFEC)に参加した山岡士郎は、片面焼きのサニーサイドアップと両面焼きのターンオーバーの他に、フライパンに蓋をする蒸し焼きを提案して、出席者から大歓声を浴びたのです。我が家でも目玉焼きは、少し水を入れて蒸し焼きにする調理方法でしたね。
しかし忘れていませんか?タイの調理方法、揚げ焼き(?)を。フライパンにたっぷりの油を引いて、そこへ玉子を落とすと、白身の部分がサクっと揚がって美味しく出来上がりますよ。ちなみにタイで目玉焼きのことは「カイダオ(ไข่ดาว)」といいます。直訳すると「星の玉子」ですね。星の玉子さま?なんだか素敵な名前(笑)。
山岡士郎の所属する東西新聞社では、目玉焼きに何をかけるかということも論争になっていました。醤油、ソース、塩・胡椒、七味唐辛子などなど、それぞれお好みの調味料があるようです。一方タイで目玉焼き・カイダオにかける調味料といえば、やはりNestleの「マギー(Maggi, แม็กกี้)」でしょう!
タイ料理食堂には必ずと言って良いほど置いてある「マギー」。いわゆる醤油ですが、カイダオには「マギー」という人は少なくないでしょう。ナンプラーで食べるカイダオもとっても美味しいですが、やっぱり「マギー」に手が伸びてしまうのです。
関連記事