タイ国王陛下戴冠で恩赦、パタヤ刑務所から243人釈放

2019年5月4日にバンコクで盛大に行われたワチラロンコン国王陛下（ラマ10世）の戴冠を受けて、恩赦が行われています。恩赦とは、刑罰を許す、または軽くすること。

タイ東部パタヤでは、パタヤ刑務所では恩赦により、2019年5月13日に243人の囚人が釈放されました。タイ日本人会PJAニュースが伝えています。

■パタヤ)恩赦でパタヤ刑務所から243人釈放｜PJA NEWS

パタヤの刑務所であるPattaya Remind Prisonから、男性の囚人181人と、女性の囚人62人が釈放されました。釈放の際、囚人たちは胸に「Long Live the King」と大きく書かれた黄色い服を着て釈放されました。

今回の恩赦で釈放された囚人は、いずれも麻薬とは関係のない罪で、残りの刑期が1年未満の囚人です。

恩赦となったのは麻薬犯ではないとのことですが、タイでは度々出所したてでの再犯のニュースも伝えられており、周辺住民にとっては、やや不安があるというのが正直なところでしょうか。