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香港旅行へ行ったので、香港ネタが多いのであるが、実は15年程前、香港リーグで「日本人センターバックを探している」と連絡を受けたことがある。自分の実力では「海外はあり得ない」と思っていたし、試合数自体も少なく条件もあまり良くなかったので選択肢から外した経緯がある。
あとはね、俺自身の完全な偏見だったんだけど、「日本でプレーする場が無い選手が行く」という間違ったイメージを持っていたんだよね。若い頃に海外サッカーに触れてたら、どうなってたのかなぁ?なんて思う反面、海外に出ていたら、“いとたく”が形成された30代の波乱だらけのサッカー人生も歩めなかっただろうに…。
俺がタイ挑戦しに来た10年前は“トライアウトを受けて契約を勝ち獲る”という時代だったかな。それが徐々に変化している様に感じる。ビッグクラブへは代表歴が無いと先ず契約出来なくなっているし、タイ人選手が海外を視野に入れてプレーしていて、最初のステップをJリーグと考えている様でね。こちらの日系のフリーペーパーなんかでも“タイでプレーする日本人”特集から“日本でプレーするタイ人”特集へ内容が変化してきているよね。
そんなタイ人プレーヤーを育てるプロジェクトは各クラブレベルで行われている。セレッソ大阪も提携先のバンコクグラスへ定期的に日本人コーチを派遣、練習メニューや指導法・意識させるポイントなどを紹介。俺もこの研修会に参加して来た。今回はジュニアユース世代への指導研修で、実際にコーチがプレーして勉強する形であったが、久々に炎天下で11人制のフィールドに立つと…やっぱ汗だくになったけど、サッカーって楽しいですな。一生懸命プレーすることがボールを蹴る楽しさに繋がる。44歳のご老体でも上手くなった気がします。早速セレッソ大阪バンコク校の選手達に還元せねばね。
セレッソと云えば桜…全々関係無いんだけど、バンコクで桜まつりが開催された。MisonoやAoki Ryujiを筆頭に、ポケモンや仮面ライダー・ウルトラマンなどJapanese Super Starが勢ぞろい。4月26~28日の3日間、エムクオーティアを日本色に染め桜を満開に咲かせるべく盛り上げて頂きました。
そして時代は令和へ。ここタイでは新国王様の戴冠式が行われております(日本のニュースでも取り上げられている様ですね)。基本的には外国人も国王様のカラー黄色のシャツを着用して出掛けられた方が良いのかなと感じます。タイの新時代(特にタイサッカー)の事をこれからも日本へ発信・紹介していければと思います。
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