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危うく国外逃亡になるところでした。バンコク・スワンナプーム空港での、出国直前の逮捕劇です。
タイ・イミグレ警察は2019年4月23日夜、同日付で逮捕状が出ていたアメリカ人の男(25歳)を、バンコク・スワンナプーム空港で逮捕しました。
各報道によるとタイ南部クラビ県のリゾートアイランド・ピピ島で19日夜11時30頃、酒に酔っていたアメリカ人の男が、ピピ島桟橋からスピードボートを盗み、Laem Tongビーチまで移動。スピードボートはHoliday Inの前にビーチに乗り捨てました。その時男はホテルのフロントで「私は何処にいるんですか?」と訪ね、助けを求めてパスポートを見せたのだとか。
アメリカ人の男は20日の午後にピピ島を発ち、クラビ・アオナンビーチへ移動。そしてその翌21日にバンコクへ逃げ、23日夜にスワンナプーム空港から出国しようとしていました。しかしホリデイインでの情報や防犯カメラの映像から、既に容疑者が特定されて逮捕状も発行されており、出国直前の逮捕となりました。
なお乗り捨てられたボートは、船体とエンジンが損傷しており、修理にかかる総費用は350,000バーツ(約120万円)ほどと推定されています。アメリカ人の男はクラビに移送されて取り調べが行われ、賠償についても話し合いが持たれるでしょう。
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