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〈地獄〉と呼ばれたタイの刑務所に服役し、ムエタイでのし上がることに成功したイギリス人ボクサー 、ビリー・ムーアの自伝小説を映画化したアクション映画「暁に祈れ」が、2018年12月8日より、ヒューマントラストシネマ渋谷&有楽町、シネマート新宿ほかにて公開になります。
撮影はタイの刑務所で行われ、役者の大半はタイの元囚人が起用されているとのこと。
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“地獄”と呼ばれた刑務所をムエタイで生き抜け 魂を揺さぶる真実の物語
『暁に祈れ』は『新感染 ファイナル・エクスプレス』『チェイサー』など、時代を先取るエッジーな作品を世に送り出してきたカンヌ国際映画祭の2017年ミッドナイト・スクリーニング部門にて大きな話題となり、批評家サイト、ロッテン・トマトでも96%という高評価を獲得した話題作だ。
本作は汚職・レイプ・殺人が蔓延する実在のタイの刑務所<チェンマイ中央刑務所>と<バンコク・クロムプレム中央刑務所>に服役し、ムエタイでのし上がっていったイギリス人ボクサー、ビリー・ムーアの自伝ベストセラー小説がベースとなっており、リベリアを舞台に暗躍する反政府軍の少年兵たちの姿をバイオレントに描いた『ジョニー・マッド・ドッグ』で世界的に評価されたジャン=ステファーヌ・ソヴェール監督により映画化された。
極限状態の中、孤軍奮闘する主人公ビリーを演じたのは、ジェレミー・ソルニエ監督のアクションスリラー『グリーンルーム』や、キリアン・マーフィーやトム・ハーディなど人気スターが揃うBBCのクライム・ドラマシリーズ「ピーキー・ブラインダーズ」で注目される新星、ジョー・コール。本作ではボクサー役を務めるため何か月も肉体改造に励み、鋼の肉体を手に入れ、過酷な30日間の撮影に挑んだ。
繊細な演技とハードなアクションの両方を見せつける熱演ぶりは、同じく英国人俳優のトム・ハーディを彷彿とさせる。他にもニコラス・ウィンディング・レフン監督の『オンリー・ゴッド』で刑務所長を演じたヴィタヤ・パンスリンガムや、タイの伝説的なボクサーであるソムラック・カムシンなどが重要な役どころで出演するが、役者の大半は現地タイ人の元囚人たちが起用されており、彼らの体験に基づいた迫真の演技により、観客はあたかもその場にいるような感覚に陥ってしまう。
地獄に落とされたアウトローが人間性をはく奪されながらも、ムエタイを通じて光を見出していく本作は、ただのジャンル映画の枠には納まらない、パワフルな人間ドラマとして昇華している!
地獄と呼ばれた刑務所をムエタイで生き抜け!魂を揺さぶる真実の物語12/8(土)ヒューマントラストシネマ渋谷&有楽町、シネマート新宿ほかにて全国ロードショー!
[監督]
ジャン=ステファーヌ・ソベール
[原作]
ビリー・ムーア「A Prayer Before Dawn」
[出演]
ジョー・コール ポンチャノック・マブラン ビタヤ・パンスリンガム ソムラック・カムシン
[ウェブ]
http://www.transformer.co.jp/m/APBD/
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