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300年の歴史を持つバンコク・ラマ3世通りの寺院・ワットサイ(วัดไทร)では、毎朝午前3時から午前4時の間に、鐘を鳴らすのが伝統になっています。
ところが近隣コンドミニアムの住人が、鐘の音がうるさいと寺院にクレーム。地域を管轄するバーンコーレーム役所はワットサイに対し、早朝の鐘の音量を下げるように通告を行ないました。
タイは敬虔な仏教徒が多い国。この話題がSNS等で拡散されると、「仏教を軽んじている」「300年の寺院に対し、築10年ほどのコンドミニアムの住人が文句を言うのはおかしい」と批判が殺到。そのためバーンコーレーム役所は通告を撤回し、「ワット・サイはいつものように鐘を鳴らすことができ、音量を下げる必要はない」という結論に達したとのこと。
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