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タイ北部チェンライの地元サッカーチームに所属する13人の少年とコーチの男性1人が、大雨による増水で国立公園内の洞窟に閉じ込められたのが2018年6月のこと。それから18日が経って、全員が奇跡的に無事救出されたのは世界中で大きな話題になりました。
彼らが洞窟に閉じ込められている最中はちょうどサッカーW杯が開催されていたため、FIFAからは救出された暁には彼らを決勝戦に招待したいという話も出ていました。彼らは決勝戦前に無事救出されたのですが治療や療養のためしばらく入院しており、招待を受けることは出来になかったのですが、入院とは関係なく、彼らが全員揃って招待を受けることができない事情がありました。それはコーチの男性と少年3人がタイに住んでいながら無国籍だったこと。当然パスポートの取得は出来なかったのです。
コーチの男性と少年3人はタイ・ミャンマー国境地帯の生まれで、タイ国籍取得の要件を満たせず、無国籍のままでした。無国籍ではタイ国内を自由に移動することも出来ないため、サッカーの試合の国内遠征も自由にはできなかったのだそうです。
報道によると8月8日、コーチの男性と少年3人がタイ国籍を取得したとのこと。晴れて全員で国内遠征も海外からの招待も受けることができるようになったのです。
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