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昔からバックパッカーの間では、バンコク・カオサン通り発のタイ南部行きのバスは、泥棒が多いため気をつけるように言われています。その手口は、深夜に走るバスの運転手や乗務員がグルになって、乗客が眠っている間に、バッグを漁るというもの。そんな泥棒バスは、現在も健在のようです。
各報道によると2018年7月17日、フランス人女性(23歳)がカオサン通り発パンガン島行きのバス中で、現金350ユーロを盗まれたと、スラタニ警察署に被害届を提出しました。女性によると、パンガン島行きの船に乗り換えるためにバスを降りた際に、現金が紛失しているのに気づいたとのこと。警察はバスの運転手と乗員を召喚し、取り調べを行います。
パンガン島はタイ湾に浮かぶビーチリゾート。満月の夜には、ビーチでフルムーンパーティーが盛大に行われることでも知られています。パンガン島に行くのに最も簡単な方法は、バンコクからサムイ島に行ってから、船でパンガン島に向かう方法です。しかしサムイ島へのフライトはバンコクエアウェイズのほぼ独占ということもあって、チケットは高額。バックパッカーは安く移動するために、深夜バスと船でパンガン島へ向かうことが少なくないのです。
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