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9月22日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
タイのアカデミー賞とも言われるスパンナホン賞で12冠をも獲得した、タイで2017年のナンバーワンヒットとなった映画「ฉลาดเกมส์โกง チャラートゲームゴーン」。先日は2018年9月22日より邦題「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」として日本で公開されることをお伝えしましたが、この度、予告編&ポスタービジュアルが解禁になりました。
一人の天才少女を中心とした高校生“犯罪チーム”が、知恵と度胸だけを武器に世界を股にかけたプロジェクトに挑む!
世界16の国と地域で大ヒットとなり、そのうち8つの国と地域ではタイ映画史上歴代興収第一位の座に輝き世界を席捲した、2018年下半期大注目のクライム・エンタテインメント映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』。
2017年5月タイで公開されるやいなや瞬く間に口コミが広がり、タイ国内映画として、2017年年間興行収入ダントツの第一位に輝いた本作は、台湾では初週5位スタートが3週目には1位に返り咲き、香港では2週連続1位(配給調べ)、中国で初登場2位にランクイン(Box office mojo調べ)するなど、海外でも大ヒットを記録。アジア各国で深刻な社会問題となっている熾烈な受験戦争を背景に、中国で実際に起きたカンニング事件をモチーフとして、“カンニング”をスタイリッシュ、かつスリリングに描き、第一級のクライム・エンタテインメントに仕立てあげました。本国での公開後アジアを皮切りに公開され、その熱狂的盛り上がりは全世界にも波及。アメリカの辛口映画批評サイト・ロッテントマトでは堂々の92%FRESHを記録しています。そして先日、映画大国インド・ボリウッドでのリメイク決定が報じられました。
監督は、37歳の俊英ナタウット・プーンピリヤ。長編初監督作『Countdown』が、第86回アカデミー賞外国語映画賞のタイ代表に選ばれ2作目となる本作のメガヒットで、最も旬な映画監督として一躍時の人に。主人公の天才女子高生リンを演じた、チュティモン・ジョンジャルーンスックジンはモデル出身で本作が映画初出演にして、初主演。9頭身の抜群のルックスで、公開後爆発的な人気となり2017年アジアン・フィルムアワードで最優秀新人賞を受賞、今アジアで最も注目されている新人俳優の1人となりました。また厳正なオーディションで選び抜かれた、主要メンバーの男子生徒を演じる2人も絶大な注目を集めている俳優で、インスタグラムのフォロワー数は驚異的な数。リンと共に大学統一入試試験を受けることになる天才苦学生・バンク役のチャーノン・サンティナトーンクンはフォロワー150万人を突破し、台湾での記録的大ヒットは彼の人気にも一因があると言われているほど。さらに大金持ちでカンニングをビジネスにしようと提案するパット役のティーラドン・スパパンピンヨーに至っては180万人を超えるフォロワーを有し、これは同世代の日本の俳優だと新田真剣佑氏と並ぶ数です。(2018年6月28日調べ)
今回解禁されたビジュアルは、天才女子高生リンが椅子に座って口元に不敵な笑みを浮かべつつも目の表情は分からないミステリアスな写真の下に、高校生“犯罪チーム”のメンバー4人それぞれの、何か企みを抱えていそうな一癖ある顔が並び、目を引くものとなりました。また予告編では、最初のカンニングビジネスとなる“ピアノレッスン”方式でのカンニングをリンたちが行う姿がピアノの音色と共に映され、そこから世界を股にかけた大学統一入試「STIC」に挑んでいく4人の姿へと繋がっていきます。終盤には、アップテンポな音楽にあわせて、何かを喜んでいる姿と共に彼らの焦りや苦悩、仲間同士の衝突などが畳みかけるような映像で映し出され、疾走感と躍動感が溢れる予告編となっております。
〈STORY〉
小学生の頃からずっと成績はオールA、さらに中学時代は首席と天才的な頭脳を持つ女子高生リン。裕福とは言えない父子家庭で育った彼女は、その明晰な頭脳を見込まれ、晴れて進学校に特待奨学生として転入を果たす。新しい学校で最初に友人となったグレースを、リンはテストの最中に“ある方法”で救った。その噂を聞きつけたグレースの彼氏・パットは、リンに“ビジネス”をもちかけるのだった。それは、より高度な方法でカンニングを行い、答えと引き換えに代金をもらう――というもの。“リン先生”の元には、瞬く間に学生たちが殺到した。リンが編み出したのは、“ピアノレッスン”方式。指の動きを暗号化して多くの生徒を高得点に導いたリンは、クラスメートから賞賛され、報酬も貯まっていく。しかし、学校が誇るもう一人の天才・生真面目なバンクとの出会いが、波乱の種に。そのビジネスの集大成として、アメリカの大学に留学するため世界各国で行われる大学統一入試「STIC」を舞台に、最後の、最大のトリックを仕掛けようとするリンたちは、バンクを仲間に引き入れようとするが…。
[監督]
ナタウット・プーンピリヤ
[脚本]
ナタウット・プーンピリヤ、タニーダ・ハンタウィーワッタナー、ワスドーン・ピヤロンナ
[撮影]
パクラオ・ジランクーンクム
[音楽]
フアランポン・リディム、ウィチャヤー・ワタナサップ/キャスト:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン、チャーノン・サンティナトーンクン、イッサヤー・ホースワン、ティーラドン・スパパンピンヨー、タネート・ワラークンヌクロ
[原題]
Chalard Games Goeng/2017年/タイ/タイ語/130分
[字幕翻訳]
小田代和子
[監修]
高杉美和 [提供]
マクザム [配給]
ザジフィルムズ/マクザム
[後援]
タイ王国大使館、タイ国政府観光庁
[公式サイト]
http://maxam.jp/badgenius/
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