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タイの一大エンタテインメント企業であるGMMグラミー。毎年5月第2週目の土日に盛大に行われる「タイ・フェスティバル」には、必ずGMMグラミーからタイ人なら誰でも知っているアーティストがやってきます。2018年もパラポンさんとダー・エンドルフィンさんに加え、これまたタイの実力派女性アーティスト3人が、メインステージで行われるショーを盛り上げてくれましたね!
おしゃれ系のタイ音楽シーンをリードしてきたルークワー=ピジカーさんは昨年に引き続きの登場。大阪での「タイ・フェスティバル」出演経験もあり、十数年に渡るキャリアとギターで演奏する姿がかっこいいローズさんはタイ好きの日本人にも知られる存在。更に今回ルークトゥン(タイ歌謡曲)からは一人での参加となったウーンThe Starさんは絶世の美女!とてもお母さんには思えないキュートな方。
タイランドハイパーリンクスでは、同じレコード会社ながら全く異なるジャンルの3人に独占インタビュー。3人は仕事だけではなく、遊びでも何度も日本にやって来る超日本リピーターなのでした!
--よろしくお願いします!
ルークワー:ヨロシクオネガシマス(日本語で)
--ルークワーさんは昨年もインタビューさせていただきましたが覚えていますか?
ルークワー:覚えていますよー!
--本当ですか(笑)?
ルークワー:髪型変わりましたよね。
--えーっと…同じです(笑)?
ルークワー:(笑)今回凄いストレートになりましたよ。
--(インタビュアーと)誕生日が同じです。
ルークワー:ああ、6日ね(笑)。覚えてます。
--GMMグラミーのお3人ですが、仲良しですか?
ローズ:仲良しですよ。
ウーン:仕事でも一緒になります。
--ローズさんは髪が長い印象があったんですが随分短く切りましたね。
ローズ:5、6年前にばっさりと切りました。大阪の「タイ・フェスティバル」の時にはショートカットで来日してますね。
--大阪の「タイ・フェスティバル」はどうでした?
ローズ:大阪も良かったです。タイ人も日本人もみんな私の曲を聴いてくれて。一体感のある雰囲気を見せてくれて。
--ウーンさんは日本は初めてですか?
ウーン:東京は何度も遊びに来ています。でも「タイ・フェスティバル」で東京に来るのは初めてですね。
--今回は仕事の合間に女性3人でどこか遊びに行ったりしないんですか?
ルークワー:今回はまだ行けてないんですけど、「タイ・フェスティバル」が終わったら森美術館や、他の小さな美術館巡りもしてみたいですね。
ローズ:今回は観光する予定がないんですが、今年の3月下旬に両親と一緒に日本に来ました。東京、富士山、白川郷それから…京都、大阪、広島まで行きました。丁度桜が見れて良かったー。
--それはラッキーでしたね。
ローズ:お母さんなんか、日本のトイレが気に入っちゃってFacebookでライブ配信しちゃってたから(笑)。最初は次期的に桜が見れないと思ってたんだけど…。
--今年の日本は暖かかったので桜の開花が早まったんですよ。
ローズ:そうみたいですね。本当に良かった。今回はちょっと風邪をひいてしまってすぐタイに帰国しないといけないんですけど、でもまた絶対に遊びに来たいな!
ウーン:今年は3回日本に来る予定なんですよ。今回の「タイ・フェスティバル」でしょ?7月は子供を連れて北海道でしょ?それから年内にまた家族と遊びに来る予定です。大阪、京都、名古屋に行く予定です。
--すごい…皆さん、日本が大好きなんですね。
ルークワー:大好き!
ローズ:チップもらっちゃった!大好き(爆)。遊ぶお金できちゃった。
一同:爆笑
--今回の「タイ・フェスティバル2018」のステージは楽しめましたか?
ルークワー:去年に引き続き、お客さんがとても暖かく迎えてくれました。
--それは良かったですね!
ルークワー:実は今回のステージ、風邪をひいてしまっていて、あまり声が出なかったんですよ。お客さんはそれでも聴いてくれて応援してくれて、おかげで力が出し切れました。手を振ってくれてありがたかったなあ。
ローズ:見てくれている人がみんなかわいかったです。今回の「タイ・フェスティバル」のステージに出れて本当に感動しました。日本人が、私達歌手に興味を持ってくれて、聴いてくれて、一緒に歌えなくても手拍子してくれたり、最後まで見届けてくれる。チップ貰えたことも嬉しかったんですけど(笑)
--そこ?(笑)
ローズ:いえいえ(笑)、冗談です。応援してくれる声が何より一番うれしいですね。ステージから遠くにいる人も手を振ってくれて、私の歌、ちゃんと聴いてくれてるんだなって思いました。
ウーン:日本人って本当に良い人だなあって思いました。見に来てくれているタイ人に負けていないくらいかわいかったです。ハートが触れ合ったように感じましたね。私たちがステージを去るまで見届けてくれるんだなあって思いました。大阪でコンサートをした時にも日本のお客さんはとても好意的に聴いてくれました。
--ウーンさんは大阪でコンサートの経験あるんですね。
ウーン:はい、2回ライブしていますよ。
--そういえばいつも「タイ・フェスティバル」にはルークトゥンのジャンルの方が何組かいらっしゃるんですけど、今回は1人だけでしたね?寂しくなかったですか?
ウーン:全然大丈夫!みんな聴いてくれるし。日本に住んでいるタイ人もルークトゥン聴きたがっていますからね。モーラム(タイの民謡)のリクエストも受けましたよ~!
--最後にタイランドハイパーリンクスを読んでいる日本の皆さんにメッセージをお願いします。
ルークワー:皆さんありがとうございます。「タイ・フェスティバル」は2度目ですが、日本の皆さんが暖かくて感動しています。私のCDはネットでも購入できるので、ぜひ聴いてみてくださいね。また機会があったら日本で歌いたいです。私、日本の音楽も大好きなんですよ。世界の音楽ジャンルの一つにもなっているので。
--日本のどんなアーティストが好きなんですか?
ルークワー:「東京事変」!椎名林檎さん。
--あっ…なんかわかる気が…
ルークワー:大好きです!
ローズ:皆さんが私たちの曲を聴いてくれて嬉しかったです。初めて日本で演奏した時は「何で日本の人が私の事知ってるの?」って思ったけど、タイの音楽が好きな人がどんどん増えているらしくて嬉しい。また何度も日本に来て歌いたいな。日本の人はそんなに沢山タイに来ないじゃないですか。
--いやいや、タイ好きは何度も通いますし、タイの音楽も大好きですよ!
ローズ:では、よほどタイが好きな人でない限り、タイの音楽を知る程、何度も何度もタイに来ないじゃないですか(笑)。きっと「タイ・フェスティバル」のような機会があるから、普通の日本の人が私たちのようなタイのミュージシャンの存在を知るきっかけになっているんじゃないですかね。嬉しいです。それから日本のファンの皆さんがタイ語で話しかけようと努力してくれているのも嬉しかったな。また歌いに来たいです。応援よろしくお願い致します。
ウーン:とにかく皆さんにありがとうとございますと言いたいです。見に来てくださった方もそうですが、招致してくださった日本のタイ大使館の皆さんにも感謝です。日本で歌う機会を与えて頂いた事は本当にありがたいです。今回は日本で沢山のエネルギーをもらえたので、タイでの仕事、もっと頑張ろうって思いました。タイのファンと日本のファンの方、ありがとう。日本のファンの方は私が日本でライブをやるって決まった時にIGやFacebookにコメントしてくれました。5、6年前に大阪でコンサートをやったのですが、その時からのファンの方が大阪から駆けつけてくれたんです。本当にありがとうございます!
[インタビュー吉田彩緒莉]
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