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2018年の5月12日(土)・13日(日)、今年もタイ好きの皆さん、在住タイ人の皆さんが楽しみにしている「タイ・フェスティバル」がやってきました!そして今年はメインステージに、2017年6月にデビュー以来「タイで社会現象を巻き起こしている!」と日本のニュースでもたびたび取り上げられる、BNK48が登場!
BNK48は、AKB48グループの一つとして日本のAKB48ファンも注目しているだけに、日本人・タイ人のファンが大声援を送り、会場の盛り上がりは最高潮!BNK48の披露した歌は日本人も多くが知っている聞き慣れた歌のため、ファンじゃなくとも思わず口ずさむ素晴らしい一体感に包まれました。
今回はBNK48の中でもトップクラスの人気を誇るキャプテンのチャープラン、ジェニス、ミュージック、パン、モバイル、そしてAKB48からBNK48に電撃移籍したいずりなこと伊豆田莉奈さんがやって来る事もあり、警備も他の年よりかなり厳しめ!タイランドハイパーリンクスは初日のステージを終えた皆さんに独占インタビューをさせていただきました!どのメンバーも日本が大好き。まっすぐでプロ意識も強く、タイ人の心を鷲掴みにする理由がわかる素敵な女の子たちですよ!
--今回はBNK48の中でも特に人気のメンバーが来日ということで、宜しくお願い致します。チャープランさんはキャプテンですよね!
チャープラン:はい!
--大勢のメンバーをまとめるのは大変でしょう?
チャープラン:(日本語で)大変じゃないかなー?みんなかわいいところがあるから。頑張ります。
いずりな:すごくがんばっているんですよ!
--!!!!チャープランさん、日本語めちゃくちゃうまくないですか?
チャープラン:ちょっとだけ
--いや、すごく上手ですよ。みなさんオーディション合格してからこれまでレッスンは大変だったんじゃないですか?
チャープラン:(メンバーに通訳しようとする…)
--日本語わかるんですね!うちの通訳さんいらないじゃないですか(笑)!
モバイル:曲が沢山あるので、レッスンは本当に大変でした。何パターンもダンスがあります。でもAKB48が大好きだったので、とにかく良くしていきたい一心でした。
パン:難しかったですね。しかも見ている人は簡単そうな振付に見えると思うんですけど、実はかなり大変なんですよ。それをキレイに見せるのも大変ですね。それが乗り越えられたのは、応援してくれるファンの方たちがいたからです。皆さんがいるから今日の私がいるなあって思います。
ミュージック:(日本語で)はじめの時はちょっと…やばーい。でも今は楽しい。
--ミュージックさんも日本語うまい(笑)!
ミュージック:(照れ笑い)
いずりな:私はAKB48から移って来たんですけど、AKB48の頃より今のBNK48の方がレッスンがたくさんあるので、初心に戻ったというか・・・。みんなとの細かいやり取りも増えたので、「あー、こうだったな」って最初の頃を思い出す機会が増えましたね。
ジェニス:最初は全員で合わせてダンスをするというのは本当に大変でした。小さなケンカもありましたし。
--ケンカもあるんですか?
ジェニス:はい。でもレッスンは楽しいです。
チャープラン:私の場合は大学で化学の勉強をしていたので、何もかも新しく感じる事だらけでしたね。とにかく今の事にベストを尽くしたい。メンバーの事が大好きなので、頑張りたいですね。
--BNK48は曲ごとに選抜メンバーというのがありますが、選抜メンバーやセンターに選ばれないといけない、というプレッシャーはあるんですか?
パン:最初のセンターはミュージックです。
ファーストシングル「会いたかった」
ミュージック:次がモバイル。
セカンドシングル「恋するフォーチュンクッキー」日本では視聴不可
いずりな:新曲の「初日」はミュージックと今回は来ていないヌーイがダブルセンターなんです。
サードシングル「初日」
チャープラン:毎回センターが変わります。
いずりな:シングルにはなっていないんですけど、「RIVER」ではオーンがセンターをやっていて、曲のイメージに合わせてセンターが変わったりしています。プレッシャーもあると思うんですけど、と言うよりは「この曲私のイメージだったのにな」みたいなことはあるかも。
「RIVER」
--さきほど小さなケンカもあるって言っていましたけど、頻繁にあるんですか?
ミュージック:(日本語で)ちょっとだけ。
チャープラン:女の子によくありがちな(笑)。
--ははは(笑)
ミュージック:すねたりはしますけど。
パン:みんな本気でレッスンしているので意見が違うと、その場で言っちゃってぶつかるんですよ。そのケンカはみんなファンの皆さんに一番良いステージを見せたいから起こる事なんですよね。
いずりな:BNK48が好きだから起こるケンカ。良くなるためのものですよね。
--凄い。本気が伝わりますね!日本だと周囲の雰囲気を壊したくなくて言わない人も多いですけど、かっこいいです!
--BNK48にも遂に劇場ができましたよね!公演してどうでしたか?
パン:やっぱり劇場では一番良いショーを見せたいですね。AKB48グループの他の国にあるグループにも劇場がありますけど、バンコクにもやっとできました。ファンの方はわざわざお金を払って私達を見に来てくれているので、その期待に応えたいです。
--日本のファンも増えたんじゃないですか?
ミュージック:あまりまだ実感が無いです。
パン:今私たちはインスタグラムのキャプションは英語、タイ語、日本語で書いてるんですよ。だから読んでくれていると思います。
いずりな:コメントしてくれる人も多いですよ。
--握手会ってタイにはない風習だと思うんですけど、最初は戸惑いませんでしたか?
モバイル:最初の頃は握手会はなかったんです。どうすればいいかな?と思いました。
--でしょうね・・・。
モバイル:初日は緊張していました。でも皆さんが応援してくれるんです。私たちが皆さんの思いや夢を聞くことがきる場所。なんだろう…
パン:気持ちが受け取れる感じかな。
モバイル:そう。思いや意見が交換できます。すごく満足ですし、楽しくなる機会ですね。
チャープラン:初めての大規模な握手会は去年の11月でした。
--二期生が入りましたけど、どんな気持ちですか?。
パン:(日本語でチャーンプランに)どうですかー?
チャープラン:BNK48は発展してバンコクでは有名になってきています。もっと海外に進出したいですね。二期生にはもっとファンを増やしてもらって、今の勢いを加速させてほしいなって思っているんですね。しかも長く持続させてほしい。そしてメンバーにも長くBNK48を続けてほしいですね。
--センター経験者に聞きたいんですけど、一度センターになるとその場所を守りたいと思うものですか?
ミュージック:最初は高いポジションなので、プレッシャーがありました。でもこのポジションになってみると、時々みんなに経験してほしいなと思う事があるんです。でもなったからにはBNK48のセンターとしてベストを尽くしたいですね。
ジェニス:「365日の紙飛行機」でセンターに選ばれた時には最初は疑いました。
--え?なんで?
ジェニス:曲は有名だけど…私は歌よりダンスの方が良いのかな、と思っていたので。でも先生が自分を信じてがんばれ!って言ってくれたので、歌もしっかりと練習しました。だから実際に選ばれた時には本当にうれしかった。
--今日は沢山、日本のファンも来てくれているようです。メッセージをおねがいします。
モバイル:日本が大好きなので日本に来ることができて嬉しいです。それに日本の人も好きになってくれて、ファンになってくれて嬉しい。また機会があったら日本に来たいです。
パン:日本の皆さん、BNK48をよろしくおねがいしますね!BNK48 はタイ人の代表として、タイと日本の懸け橋になる存在だと思っています。私はタイ生まれだけど、日本が大好きです。応援してください。
ミュージック:日本が大好きだったので、BNK48に入る事で夢がかなえられて本当にうれしいです。AKB48の後輩です。応援してくださいね。
チャープラン:BNK48 はバンコクにいます。劇場はザ・モールというデパートのバンカピ店にあります。バンコクでも会いましょう!AKB48 の後輩、BNK48を宜しくお願いします。
ジェニス:まだデビューしたばかりで、日本人にはまだあまり知られていないと思います。BNK48の歌やダンスもぜひ認めてほしいなぁ。もし納得してくれたらAKB48の総選挙でBNK48のメンバーを応援してくださいね。自分たちのグループからAKB48の総選挙で選抜に入る人がいたらBNK48の事をもっと知ってもらえるので嬉しいです。
いずりな:BNK48 のメンバーって実はほとんどが日本が大好きなメンバーなんですよ。
--日本人には嬉しいですね!
いずりな:今回初めて「タイ・フェスティバル」に呼んでいただいたり、日本のお仕事を沢山させて頂くようになったんですね。BNK48のメンバーになる前は日本が好きでもまだ行ったことがなかったメンバーも、BNK48として日本の仕事をさせていただく事で、もっと日本を好きになってくれるのが私は凄く嬉しいですね。私は今回初めてBNK48のメンバーとして日本に仕事で来たんです。
--そうなんですね。
いずりな:だからメンバーから空き時間に「原宿に行きたい!」とか言ってくれるのが本当に嬉しいんですよ。今回はお仕事で来てるんですけど、日本の人がBNK48のメンバーを見かけた時に「BNK48も渋谷や原宿が好きなんだ」って言ってもらえると思って、空き時間にみんなを色々な場所に案内して(笑)。メンバーが日本をもっと好きになる事で、日本の方に知ってもらえたらいいなって思っています。
--みなさん今日はありがとうございました!
全員:ありがとうございました!
[インタビュー吉田彩緒莉]
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